局員の澤原です。

台風一過、あっという間に世の中は9月の中秋節をとうに過ぎ、国慶節が近付いていました。4月初旬に帰国してから、現実世界に翻弄されっぱなしでここまで来てしまいました。また、そろそろといっても来年ですが、脱走計画を図ろうかと思っております。

潮州へ行くか、勉県周辺の取りこぼしを拾いに行くか、魏武故里の撮り直しをしにいくか(笑)。それとも、わたしが4~5年くらい前に行きたくて調べ始めた三国志遺跡巡りの原点、安陽・鄴城辺りにチャレンジしてみるか。何となく点と線を繋げてみようかと思いながらも、別の茶産地などの方にも目が行ったりと、悩ましい所ではあります。

魏武故里が見えない(物理的に)

魏武故里が見えない(物理的に)

局長のやっていた切符やバスチケットの買い方、Ctripと百度地図の駆使など・・・GPSは機材を買う所からになるので兎も角、あとはもう張れないヤマカンを張るしかない。「バイバーイ」とか「ああ!?」とか言われながら、ピコピコ付いて行きつつ、後ろ姿を見ていた甲斐がきっとある、と信じたいです。

地下鉄の乗り方は、流石にネットの至る所に落ちていますので(バスの乗り方は、文字で見ても何のことかという感じで、体感しないとわたしは分かりませんでした)、上海の場合は小銭が無いと駄目なんだなと思って、事前に崩しておいていたんですが、最後に虹橋火車站のホームで別れた筈の局長が、後ろからさり気なく「細かいのは?」って言って差し出してくれたのは、非常に申し訳なかった。やっぱりなんというか、おんぶに抱っこは良くないです。

勿論、それだけでは無いですけれども、極論としては言葉の問題だけなのかも知れないなと思いました。局長や太郎先生が側にいてくれたお蔭が十二分にありますが、体感として全然怖い国では無かったです。むしろ、おせっかいさんの多い、とても優しい国だった。ぼちぼち頑張ります。

さて、大分日も近付いて参りましたが、10/2(日)に新長田で開催される「六間道三国志祭」。昨年に引き続き、三国志旅游局もブース出店致します。あくまでも本編は、遺跡の写真展とくじ引き、書籍頒布になりますが、その隅っこの方で小さくなりながら、中国茶を淹れさせて頂くことになりました。

茶席だ、品茶会だと言ってはおりますが、テーマがテーマになりますので、個人的感覚としては「近所のオネーチャンがお茶出すよ、あ、お茶菓子も食べる?」レベルの佇まいです。ただ、ほんの少しだけ淹れ方を知っていたり、いい茶葉を持ち込むから飲んだってーという感じです。概要詳細は以下に記しました。もし、お時間やご都合など付きましたら、局長の撮影した写真をゆっくり眺めながら、是非ぼんやりしていって下さい。よろしくお願い致します。

あと、入稿が確定したら、改めて拙著写真集のご案内もさせて頂ければと思います。結局、ページ数が多くて分冊になりました。


≪ 10/2(日)六間道三国志祭『三国志旅游局』中国茶喫茶スペース【花々游茶】について ≫