局長の四象八牛です。

先日、中国江蘇省で久々に旅游局の3人が集結しました。お互い住んでいる場所も遠いので、なかなか顔を揃える機会もないのですが、今回は江蘇省オフということで、3人で遺跡巡りをしてきましたよ。

icon-tag2018914日 日本~上海~南京

今回も中部セントレアからの出発です。午後の便ですので、朝方に高速バスに乗って名古屋へ向かいます。先日の大きな被害をもたらした台風22号ですが、その後に発生した23号は南シナ海の方へ進路をとったために、出発に影響はでませんでした。

いつものバス停です

バスも遅れず名古屋駅に到着しました。ここからは名鉄です。関西空港が利用できなくなったためか、中部セントレアを利用する人が多くなっているようです。それでも大混雑というほどではありませんね。今回は中国国際航空を利用します。チェックイン・カウンターへ行ってみるとかなりの列。預ける荷物もないですから、延々と並ぶのは嫌ですねえ。あゝ、ちゃんとセルフ・チェックインの端末があるじゃないですか。これでいいや。

パスポートを読ませれば、チケットがでます

さてと出国審査も終えました。飛行機の到着が少し遅れているようです。まあ、今回は急ぐこともないですしね。とりあえずフライト・スケジュールはけっこう時間のサバをよんでいるようですから、出発が30分くらい遅れても、だいたい定刻通りに到着してしまうんですよね。

9月14日 CA406 名古屋中部(14:15) – 上海浦東(16:10)

機内食というかお菓子の詰め合わせ

そして出発。しばらくウトウトとしていると、機内食の配膳が始まりました。まあ、大したものはでないのですが、時間つぶしに無いよりはあった方が嬉しいです。食事というよりはオヤツみたいなもんでしたけど。そしてまたしばらくウトウトしていると上海浦東に到着しましたよ。

もうすぐランディング

ほど定刻通りに到着です。珍しくボーディング・ブリッジを使えましたね。やはり沖止めのバスは面倒な感じがしますから。そして入国審査の方へ向かいます。すでに上海でも外国人の指紋採取が始まっているとのこと。やはり採取する端末が並んでいますね。四象もパスポートをかざします。あらら、すぐにOKの紙が出てきましたよ。あゝ、もしかしたら前回北京で採取しているので、今回は採取なしなのかもしれません。そら、毎回採取していたら面倒ですもんね。

指紋採取OK

さて、今回も無事に入国しました。飛行機を降りてから15分くらいでしたね。あとは成田から来るはな局員を待つことにします。まだ時間があるので、空港内に中国銀行のATMがないかを探してみます。百度地図では表示されているのですが、実際に行ってみると見当たりません。それほど利用がないためなのか、撤去されたんですかね。工行と浦東開発はありますけど、他行だと手数料がかかるので。諦めましょう。あ、太郎先生からはすでに南京に着いたと連絡がありました。

そうしているうちに、はな局員の乗った飛行機も到着しているようです。とりあえず国際到着出口近くで待ちます。遅くても30分くらいで出てくるでしょう。と、余裕をかましていたら1時間経っても出てきません。さらに待つこと…。やっと出てきましたよ。どうもはな局員は混雑に巻き込まれる運命を持っているのかもしれません。などと言うと怒られそうですが。

今日はこれから南京まで行かなければなりません。はな局員が早めに出てきていれば、ちょっと飯でも食ってと思っていたのですが、時間的にあまり余裕がなくなってきましたよ。とりあえずリムジンバスで上海火車站へ行きます。途中、渋滞などもありけっこうギリギリですねえ。12306で買っておいた切符は上海南京南行きの最終列車です。それに今日はもうほかの列車の切符も残っていません。危険ですね。

上海火車站近くの建設銀行

上海火車站前の広場に到着、もう飯を食べる時間はないですね。それでも少し余裕がありますから、はな局員の要望で銀行へ。口座に入金しておきたいのだそうで。とりあえず近くの銀行へ行き、ATMで入金です。認識できない紙幣が戻ってきて、苛ついてましたよ。まあ、中国ではそういうもんです。忍耐力を養いましょう。

そして切符売り場へ行き、切符を発券してもらいます。並んでいると必ず「時間が迫っていて、急いでいるの」と横入りしてくる人民がいるのですが、「みな同じだろう。並べよ」と言うと、並びますね。以前ならこれで喧嘩したりしていたもんですが。

南京までは高鉄で移動します

G7030次 上海(21:00) – 南京南(22:59) 二等座144.5元

なんとか列車に乗り込みました。これで南京まで行くことができます。計画の段階では無錫までとかの話がでたのですが、翌日まず行きたいところが溧陽なので、高鉄で移動できる南京南高鉄站まで行き、その近辺で宿泊することにしたのですよ。無錫から溧陽までバスだと3時間弱はかかるでしょう。南京から高鉄でなら30分です。翌日の日程は盛りだくさんですので、移動時間をできるだけ短くしたいと。

とりあえず南京に到着後、翌日の切符も発券しておきたい。先に南京南火車站で待っている太郎先生情報によれば、切符売り場は23時10分で閉まるとのこと。めっちゃギリギリですやん。列車を降りて、切符売り場の方へ急ぎます。あ、太郎先生もいましたね。そして売り場まで走らされます。巨大な高鉄站ですから、ほんと大変なんですよ。

なんとか滑り込みました。明日と明後日の切符を発券してもらいます。去年くらいからか、乗車する火車站以外での切符発券にも手数料5元がかからなくなったんですよね。これはありがたいことです。ただ発券してしまうとオンラインでキャンセルや変更ができないので、いつ発券するかは状況次第ということに。

さてさて、とりあえず何か食わしてくれ…。ただ時間も時間なので、開いている店も少なく。近くの蘭州拉麺店に入りました。四象は土豆牛肉蓋澆飯にしました。支払いは微信支付で。やはり現金を出すという行為が面倒になってくるんですよね。はな局員もチャレンジしていたようです。やっとのことで飯にありつけました。なかなか美味かったですよ。

土豆牛肉蓋澆飯

あとはホテルにチェックインです。火車站から近いと言っても15分は歩きますね。チェックインのときには、顔を撮影されました。最近はほんと厳しいです。外国人に対してだけではなく、中国人に対してもなんですがね。専用の端末が置かれていて、すべてネットワークで管理ですよ。こういうところは、中国政府の有無を言わさない強権的な手法が目立ちますね。

南京南高鉄站で

南京南高鉄站の周辺、まだまだ建物も少なくて便利とは言えず、ホテルも割高なのですが、明日からの行程を考えればここで宿泊するのだベストかなと。ホテルも比較的新しく、安心して宿泊はできますね。まずは3人で物資の受け渡しをして、本日はこれにて終了です。

今晩は錦江之星です

四象も自分の部屋に入り、シャワーを浴びてから、すぐに就寝しましたよ。長い移動の一日でした。それでは、おやすみなさい。

icon-checkちょっとお知らせ

2018年9月24日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書の新刊「魏武故里・亳州」を発行しました。曹操の故郷である安徽省亳州市に残る三国志遺跡16ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから亳州へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。

三国遺址探訪叢書「魏武故里・亳州」