局長の四象八牛です。

せっかくの休日なのですが、朝から体調が悪く寝込んでいました。どうも暖かくなったり寒くなったり、寒暖差が大きいのが原因のようです。話は変わりますが、熊本の方では大変なことになっているようで。とにかく状況が早く落ち着いてきますように。

icon-tag2016322日 潮州~広州

この日は潮州市潮安区鳳凰鎮の方へ行ってみることにします。単叢の茶畑が広がっている地域ですね。潮州市内からはそれほど遠くはないようですが、山間にあるためか、バスもそれほど多くはなく、交通の便はあまりよくなさそうです。

朝、ホテルのロビーではな局員と待ち合わせ。そしてチェックアウトしました。さすがに朝方はカラオケ爆音もなく、静かなものですね。外は残念ながら雨模様です。まずは近くの毒マクドへ行き、朝飯です。

潮州、さすがにお茶を嗜んでいる人民が多いようで、軒先でも歩道でも茶器が置かれていて、老人たちが集まってお茶を飲んでいたりします。

毒マフィンのセット

そして銀行の営業時間を待って、近くにある中国銀行へ行きました。そこで口座を開設できないかを聞いてみます。しかしはな局員がパスポートを出すと、やはり手続きができないとのこと。出入国管理局へ身元の確認をしないとダメで、それには数日かかるとのことでした。

歩いてバスターミナルへ向かう途中、もう1つ中国銀行があったので、そちらでも聞いてみます。先ほどより大きめの支行です。最初は手続きをしてくれるような感じでしたが、しばらくしてマネージャーらしき女性が来て、やはり出入国管理局に確認してからでないとダメだとのこと。こちらでは20日間ほどかかると言われました。どうやら広東省では難しいようですね。

中国には四大銀行と呼ばれている中国銀行、中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行などがあり、それ以外にも日本の地銀に相当する銀行も多数存在しています。ただ、あまりにマイナーな銀行だと12306での支払いができなかったりしますので、四大銀行を選択する方が無難です。まあ、それ以外の銀行でもカードが銀聯対応なら問題ないのでしょうけどね。

さあ、今日はとにかく鳳凰鎮へ行ってみましょう。バスターミナルへ着きましたが、そこからは鳳凰へ行くバスはありません。潮安区から鳳凰へ向かうバスがこの辺りを通過するはずなんですが、いかんせん本数が少ないようであまりあてにならないようです。

はな局員と相談し、タクることにしました。バスターミナルの入口で立っていると、タクシーの客引きが多くて、旅行者を見かけると声をかけてきます。だいたい旅行者の行く場所は同じらしく、「車はいるか。鳳凰へ行くのか。」と言ってきます。

どちらにしろタクシーを使うのは決っているのですが、どうにも威勢のよい客引きにはいい感じがしないのです。それで少し離れた場所に停まっていたタクシーに声をかけました。鳳凰までは120元、鳳凰の山上にある天地へのバスがでているところまで行ってくれるそうです。まあ、これくらいならいいでしょう。

そして鳳凰に到着、天地への観光バスが出ているところで降ろしてもらいました。はな局員は単叢ゆかりの文字が刻まれた岩をみたいらしく、観光センターで聞いてみました。しかし、その岩は天地の方にはなく、烏崬村の方にあるとのこと。それなら天地へ行く意味もありません。それにバスは最低4人集まらないと発車しないとのこと。2人でも4人分の料金を支払えば行くとのことでしたが、止めました。

鳳凰鎮政府の建物

仕方ないので、街の方へ歩いて戻ります。そこで車でも探して烏崬村の方へ行けないかなと思ったからです。小さな街ですが、やはりいたるところにお茶屋があり、茶摘みの道具屋、焙煎の機器が置かれています。

茶葉の乾燥機ですかね

そして街の中心部へ戻ったところ、潮州から乗ってきたタクシーの運転手がいました。手を振ってきたので、そっちへ行って事情を話します。烏崬村のことも聞いてみましたが、雨も降っているし、道が険しいので行けないとのこと。困りましたね。

すると店の中から人民オヤジが出てきました。このオヤジもお茶屋のようです。一言目はやっぱり「まあ、お茶でも飲んでいけ。」です。あてもないので中に入ってお茶を飲むことになりました。でてくるお茶はもちろん単叢です。

人のよい人民オヤジ

しばらくお茶を飲みながら、いろいろと話をします。このオヤジのお茶はちょっと渋かったのですが、烏崬村へ行きたいことを話すと、知り合いに電話をかけだしました。数人に何度か電話をしていたようですが、しばらくすると話がついたらしく、「飯を食った後、烏崬村のヤツが連れて行ってくれるぞ。」とのこと。いや、願ったり叶ったり、正に渡りに舟です。

そしてこのオヤジさんに向かいのレストランへ連れて行かれ、地元の名物料理をごちそうしてもらいました。オヤジさんは一緒に食べなかったので、このときはどれが名物料理なのかがわかりませんでしたが、揚げた豆腐がそうらしいです。

鳳凰名物の浮豆腐

しばらくはな局員と一緒に食べたあと、オヤジさんの店へ戻りました。すると烏崬村へ連れて行ってくれる若いニイチャンが来ていました。彼は烏崬村の村民で、茶園の仕事をしているとのこと。車は大きなBMWでした。やっぱり金を持ってますね。

そして車は出発、行きは新道の方を通って行くとのこと。検問もあり、他所の車の立ち入りを制限しているようです。そして、そこで事件発生。というか、はな局員が身を削ってネタの提供をしてくれました。車のドアを閉め直したあと。

澤原はな
あの、ネタを提供してもいいですか。
四象八牛
え、どうした。
澤原はな
こ、これ。
四象八牛
ふぁあああああ。

グシャッ!

はな局員、やってしまいました。今回の旅のために新しく買ったSIMフリーのスマホ、車のドアにぶつけたらしく、画面が割れてしまいました。使用期間僅か数日でご臨終です。このスマホ、表面ガラスと液晶画面が一体型らしく、表面ガラスだけを交換することができないタイプ。画面も正常に表示されなくなってしまいました。

はな局員は気を取り直せたかは不明ですが、車は進んで行き烏崬村へ。途中、霧も濃くなって、雨も強かったのですが、樹齢数百年のお茶の樹を見ることができました。

単叢宋種の老木

そして、ニイチャンの自宅へ招かれて、そこでもお茶をいただきます。山間の小さな村なのですが、ポルシェなどの高級車が停まっていたり。彼らがよく言う吃山靠山ってやつです。その場所にある条件で、それに頼って生活を営んでいく。ここのお茶は結構な富裕をもたらしてくれているようですね。

慣れた手つきでお茶を

お茶を飲みながら、いろいろな話を聞かせてもらいました。彼らの親の世代では、村への車道も車もなく、生活物資はみな担いで麓から登ってきたそうです。今では高級車でスイっと登ってきていますがね。今では毎年1,000から1,500kgのお茶を出荷すれば、十分な生活ができるそう。山の上の自宅も仕事をするときだけ使っているようです。

このニイチャンに飲ませてもらった単叢は、かなり烏龍茶に近い感じでした。もともと単叢も烏龍茶と同じ半発酵のお茶で、このニイチャンも福建省武夷山などへも行き、お茶の製法などを見てきたそうですが、単叢の製法とはかなり違うらしく、あまり参考にならなかったそうです。

そして、はな局員は鴨屎香という単叢を袋いっぱいにプレゼントされ、山を下りました。街へ戻ると、ニイチャンにご馳走になり、また名物の浮豆腐を食べました。浮豆腐は揚げた豆腐をミントの葉と一緒に食べます。他にも鶏腸粉とか手羽先とか、まあ、どちらかと言えば田舎料理ですので、めちゃくちゃ美味しいというわけではないのですが、せっかくの地元名物ですから、ありがたくいただきました。

鳥の足とかは無理です

さあ、ニイチャンにはオヤジさんの店先まで送ってもらいました。またお茶を飲むことになりましたよ。こんどは宋種だそうで。でもやっぱり渋いかな。時間もおしてきているので、オヤジの奥さんが知り合いの運転手と交渉してくれ、潮州まで地元民価格で送ってもらえることになりました。

途中、四象はお茶の飲み過ぎのため尿意が。我慢できずに車を止めてもらい、用を足しに行ったり。ここ数日うまいお茶を飲みまくりましたからね。そして潮州に到着。潮汕火車站行きのバス乗り場で降ろしてもらいました。

そこからバスで潮汕火車站へ。ちょうど渋滞する時間帯で、間に合うかなとヒヤヒヤしましたが、大丈夫でした。火車站で切符を発券してもらい、G6311次列車に乗り込みます。

中国高速鉄道CRHです

今晩は広州まで行きます。列車の中では到着地の広州南火車站の周辺でよいホテルがないかを探していたのですが、やはり他の場所に比べると価格帯が高いです。便利でよいホテルだとちょっと予算に合わないですね。

G6311次 潮汕(19:12) – 広州南(22:18) 二等座164.0元

広州南火車站に到着。広州南火車站は切符売り場も混雑するので、今のうちに明日の切符を発券しておきます。そして外は滝のような大雨。これから外へ出てホテル探しなんて自殺行為ですね。ヤダヤダ。

でも四象には秘策が。このような火車站には必ず宿の客引きのオバチャンがいるんですよ。さっそく四象達にもお声がかかりました。話を聞いてみると、さっき列車の中で見ていたCtripにも載っていた宿でした。オバチャン曰く「一部屋138元よ。」とのこと。四象は「あれ、Ctripに載っている値段はもっと安いじゃん。」と言うと、その安い値段の方でいいとのこと。外国人でも泊まっていいとのことだし、火車站から宿までは車で送ってくれるので、このオバチャンに付いて行くことにしました。

もう時間も時間なので、夜食は火車站にあるファミマで購入。あれやこれやと買うと、けっこうな金額になってしまいます。やはり物価は高いですねえ。そしてオバチャンの呼んだ普通乗用車に5人ほど詰め込まれて、宿へ。

部屋はこんな感じ

宿は個人経営、だいたいはアパートを改造して宿にしています。まあ、個人経営でも意外と衛生状況は悪くなく、設備は少し劣りますが寝るだけには十分でしょう。ただ厳密に言えば、外国人はこんな宿に泊まってはダメですので、公安に見つかればすぐさま宿を換えるように言われてしまいますね。

四象も2005年前後には中国各地で人民宿ばかりに宿泊していましたが、今では最低でもこれくらいの宿でないと宿泊できないかなと感じるようになってしまいました。最近は交通面では苦労しないようになったのですが、ホテル探しが大変です。外国人が宿泊できる便利で手頃なホテルが少なくて。

さあ、今日ではな老師との中国茶シリーズは終了です。明日からは本業の三国志遺跡巡りに戻ります。行き先は、なぜかまた中山珠海です。おやすみなさい。

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この記事を書いた人

四象八牛
四象八牛三国志旅游局日本局長