局長の四象八牛です。
ちょっと旅日記は一休みして、またデータ通信SIMについて書いておきます。
前回に引き続いて、今回も聯通香港のデータ通信SIMを利用しました。今回、中国での滞在は約2週間、中港7日上網卡では7日間を過ぎると再チャージが必要になるため、今回は30日間使用可能な大中華30日上網卡を利用しました。
この2種類のSIMカード、違いは値段と使用できる期間、地域です。期間内に使用できるデータ通信量は同じ1GB、大中華30日上網卡の方は中国国内と香港に加えて、澳門と台湾でもデータ通信を利用することができます。
前回も書きましたが、このカードの一番のメリットは中国国内でもTwitterやFacebook、Googleのサービスを利用できること。もちろんdocomoなど日本キャリアのSIMで国際ローミングを利用すればアクセスできるのですが、料金が割高ですよね。大中華30日上網卡はHKD199、2016年4月末のレートで計算すると約2,800円です。
ただ利用にはSIMフリーの端末が必要です。またその端末で通信する周波数帯域が香港や中国と同じ周波数帯域を利用できなければなりませんので、気をつけてください。
中港7日1GB上網卡 聯通香港
4G中港7日2GB上網卡 聯通香港
大中華30日1GB上網卡 聯通香港
日本国内でもAmazonなどで購入することができますので、入手は難しくないと思います。また香港の深水埗あたりでは安く売られているので、もし先に香港へ行くのであれば、現地で購入すれば更にお得に入手できます。
中港7日1GB上網卡 Amazon
4G中港7日2GB上網卡 Amazon
大中華30日1GB上網卡 Amazon
今回は購入後の設定について少しだけ書いておきます。特に難しい作業はありませんが、APNの設定だけはしておくと良いでしょう。
このSIMカードを端末に差し込み、アクティベートするには利用できる地域内で行わなければなりません。中国国内もしくは香港です。大中華30日上網卡なら澳門と台湾でもできます。日本国内ではできません。
以下はアンドロイド端末でのAPN設定方法です。四象のSONY Xperia (Android 5.1.1)でスクリーンショットを撮っていますので、機種に拠っては多少違うかもしれませんが、参考にしてください。
簡単ですが、これで電波を拾っていれば、アクティベートされて聯通香港から開通した旨のショートメッセージが中国語と英語で届きます。電波を拾っていなければ暫く待つか、「モバイルネットワーク設定」の「通信事業者」をタップして、電波を捜索してみてください。
またテザリングにも対応していますし、SIMフリーのモバイルWi-Fiルーターなどでも利用できるでしょう。そして利用できる期間、データ通信量が制限に達すると、その旨のショートメッセージが中国語と英語で届きます。
もしデータ通信量や利用期間が不足するのであれば、期限満了後30日以内に聯通香港のサイトからリチャージすれば、続けて利用することもできます。大中華30日上網卡ならHDK150、中港7日上網卡ならHDK100です。期間内にリチャージしなければ、そのSIMは無効となります。
次回はSIMフリーのモバイルWi-Fiルーターを導入して、このSIMを利用してみようかなと画策しています。どの機種を選ぶのかは検討中ですが、NECのAterm MR04LNなどがあるようですね。
NEC Aterm MR04LN Amazon
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