局長の四象八牛です。

年末年始の旅、無事に終えて戻ってきております。やはり休暇に旅をするわけですから、体を休める時間がありません。だんだんと無理が利かない歳になってきてしまいましたね。仕事を終えて自宅に戻ると、もうなんだか気力がなく、旅日記さえ書くのが億劫になってしまいました。

icon-tag20171229日 日本~上海~温州

さて、2017年末からの旅も出発です。今回利用する空港は中部セントレアです。四象の自宅からは、大阪へ行くより名古屋へ行く方が楽です。そしてお財布にも優しい。特段の理由がなければ、もう名古屋発着を選んでしまいますね。まずは、隣の市から高速バスで名古屋まで。

最近は高速バスが便利だなと

冬なので、山を超えていく東海北陸道を走るバスですが、雪があると遅れるのかなとちょっと心配。それでも雪が降り終わってしまうと、除雪も早いようで、ほとんど遅れることもなく名古屋に着いてしまいました。

ひるがの高原あたりはまだ雪が残っていた

サンロードで昼飯を食べて、名鉄でセントレアまで移動します。40分くらいで着くので、大阪市内から関空へ行くより楽ですね。もちろん、その分距離が短いので料金も安いですし。セントレアに到着、まだ搭乗手続きが始まる前でした。ちょっとデッキの方へ出てみることにします。日差しもあって、そんなに寒くないですね。

セントレアの国内線搭乗口の方

しばらく歩いていましたが、チェックインも始まる時間なので、カウンターの方へ。するとすでに長蛇の列でした。いや、人はそれほどいないようですが、みな荷物が多いので列が長くなってしまうという。春秋航空で荷物の重量超過分料金を支払うなら、東航とかに乗った方が安いんじゃないのかな。四象はパックとショルダーの2つ、でもカウンターでは「持ち込みは1つまでだから、まとめて1つにしないと乗られないかもしれませんよ」と言われました。いや、今まで春航に何度も乗ったけど、そこまで言われたことはないですがね。

搭乗しました

とりあえず「はいはい」と返事だけしておきました。他の中国人は、持ち込み荷物は1つですが、免税店でいろいろ買うので、結局持ち込み荷物が増えるんですよ。それで搭乗拒否でもしようもんなら、たぶん暴動が起きますよね。カウンターのおねえちゃん、他社の請負で春航の社員じゃないようですが、なんか感じ悪いです。

上海へ向けて飛び立ちました

12月29日 9C8602 名古屋中部(15:40) – 上海浦東(18:05)

春航、最近はさっさと乗客を乗せてしまい、搭乗が終わるとさっさと飛び立ちますね。それに到着時刻も前倒しになることが多いようで。機内では、やはり免税品販売はしますが、到着前の体操はなくなっちゃいましたね。結局、上海には30分ほど早く着いてしまいました。もう外は薄暗くなってきていますね。

上海浦東機場に到着

さてと、入国審査に進みます。前回もだったのですが、入国カードに宿泊先を記入していないとうるさい。この日は、そのまま夜行列車に乗って移動するし、翌日はどこで宿泊するかも決めていなかったので、係員にはそう伝えたんですが、「普通は、どこに宿泊するのか決まっているだろう」と言い張られて、仕方なく適当に温州のホテルを選んで答えておきました。別にバウチャーまで提示しろと言われないんですけどね。こんなのは北京上海だけなんでしょうか。まあ、入国したので、リムジンバスで上海火車站へ行くことにします。

上海火車站に着くと、もう真っ暗

今晩乗る列車は、上海南火車站からなんですが、上海火車站に来ました。ちょっと手続きをしたかったからです。とりあえず12306で買っておいた切符を発券してもらいました。実は、今回から新しいパスポートなんですよ。なので番号が変わってしまったんですね。中国では、列車の切符も実名制ですから、身分証の番号もチェックされます。12306で登録してある番号は、前の番号のままなんですよね。

でも12306のサイトでは、番号の変更ができないんです。とりあえず窓口で、古い番号で作ったアカウント内に作った新しい番号を認証できるかを聞いてみました。窓口の兄ちゃんは「それはできないね」と言います。まあ、ネットで下調べしておいたので、「じゃ、紐付けしてある携帯電話番号を取り消して」とお願いしました。兄ちゃんは「それならいいよ。あとは新しい番号でもう一度アカウントを作って」と端末を操作してくれました。若い兄ちゃんですが、いい感じ。一昔前なら、面倒臭がって「できない」とか言い張られたかもしれません。

上海火車站の切符売り場。以前のような長蛇の列は見られず

スマホを取り出して、新しい番号でアカウントを作って、そして携帯電話番号を紐付けしてと。これでまた普通に12306を利用することができるようになりましたよ。やはり切符を買うにはもう12306がないと不便でしょうがないですからね。上海火車站に来たのも、窓口が多いであろうからなんです。上海南火車站って、大きな割には窓口が少ないような感じがして。はい。

大娘水餃で夕飯

さてと用事も済んだので、夕飯を。近くにココイチがあったはずなので行ってみましたが、消えてなくなっていました。仕方ないので手っ取り早く食べられる大娘水餃へ。水餃子は好きなんですけどね、大娘は不味いんですよ。皮が固くて、モチモチ感がない。でも食いましたけどね。

地下鉄で上海南火車站へ

そして地下鉄1号線に乗って上海南火車站まで移動。上海の交通カードは持っているので、それを使います。あゝ、チャージ残高がない。とりあえず少しマイナスになっても大丈夫なので、そのまま改札から出てチャージします。30元くらいでいいかな。あとは時間まで火車站の中で時間を潰しますかね。

今晩は夜行列車で浙江温州まで

上海南火車站、大きな火車站なんですが、上海では3番目くらいになってしまいましたかね。高鉄より普通列車が多い火車站です。売店なども閉まっているところが多く。ここに来て何かを食べようとしていたら、ちょっと困ったかもしれません。とりあえずベンチに座って、うだうだと時間を潰します。もう早く寝たいんですけどね。予想より早く上海へ着いてしまったので…。

K8401次 上海南(23:30) – 温州(10:30) 硬臥下鋪177.0元

さてと、やっと列車に乗り込みました。この列車、安徽省亳州から来た列車です。そして浙江省温州へ。上海鉄路局管内を縦断するやつですな。さあ、もうさっさと寝ることにします。明日は最初の目的地、温州です。また三国志遺跡の捜索が始まりますよ。それでは、おやすみなさい。

icon-checkちょっとお知らせ

2017年9月30日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書「蜀漢咽喉・漢中」という書籍を発行しました。陝西省漢中市および勉県に残る三国志遺跡18ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから漢中へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。

三国遺址探訪叢書「蜀漢咽喉・漢中」