局長の四象八牛です。

寒の戻りってやつですかね。早朝は零下、昼間も雨が降ったりであまり気温が上がりません。寒い日が続いています。今日も買い物へは行ったのですが、基本は家でゴロゴロです。これからもうしばらく忙しい日々が続くと思われます。

icon-tag201911日 深圳~香港~昆明

昨日は福建省にいましたが、今日は広東省です。福建省からなら沿岸部を走る高鉄で深圳まで来ることもできるのですが、夜遅く着いてホテルで宿泊してもあまりゆっくりできませんからね。ですので今回は江西省上饒から寝台列車で深圳へ来ました。時間はかかるのですが、一晩寝ると朝のいい時間に到着ですからね。普通列車も本数が減っているので、遅れることが少なくなりました。

定刻どおり深圳火車站に到着です

なぜ深圳まで来たのか。今夕は香港から雲南省昆明まで飛ぶということもあります。そしてもう一つの理由、最近は中国茶にハマっているのですよ。中国茶の中でも好きなのが鳳凰単叢という広東省潮州が原産のもの。その茶葉を買うために深圳へ来たかったのです。もちろん産地へ行って買うのもいいのですが、ここ深圳にも大きな茶城がいくつもあります。もともと南方はお茶を飲む文化が発達していますからね。

あゝ、そうだ元旦だった

とりあえずよく行く茶城のお店は、10時頃から開きます。もうちょっと時間があるので朝飯を食いますかね。四象の朝飯と言えばあれなんですが。火車站から少し歩いた場所にある毒マクドへ。通りからビルを見ていると、いくつか茶城が並んでいますね。あとで入ってみましょうか。

これです、毒マクド

毒マクドがあるビルにもお茶関連の店がいくつかありましたね。でもまだ開いていません。まあ、だいたいは普洱茶が並んでいます。普洱はあまり好きではないので、買ってまで飲まないと思います。いずれはハマってしまうこともあるかもしれませんが。

ちょっとビルに入ってみます

さて、深圳火車站の方へ戻っていきます。途中、まだ入ったことのない茶城の方を覗いてみました。ぐるっとひと回り、まだ時間が早いのもあるようで、開いている店はまばらでした。そしてこちらのビルは茶葉より茶器や茶具の方が多い感じですね。一つ欲しいなと思った茶寵があったのですが、そのお店は開きませんでした。

茶缶のディスプレイ

さあ、もうそろそろ10時なので、いつもの茶城へ行きますかね。中へ入ってみると店も少しずつ開き始めていました。いつも訪れる店の前も通ったのですが、いつもは見かけない女の子が声を掛けてきましたよ。でも老板か老板娘の方が話しやすいので、もうしばらく時間を潰しましょうかね。

いつもの茶城へ来ましたよ

ウロウロしていると違う店のオッサンから声をかけられました。とりあえずここも単叢を扱っているようなので、試飲させてもらうことにしました。一番オーソドックスな蜜蘭香です。しかし、なんじゃこりゃ苦味しかありません。まあ、値段を聞いたときに安かったので期待していなかったのですが、予想外の苦さ。こんなの普段飲みでも無理です。さっさと名刺だけ貰って店を出ました。

そしていつもの店で

またいつもの店へ行きます。すると老板娘がいましたので、お茶を飲ませて貰います。最初に出されたのは単叢雪片の玉蘭香でした。雪片は冬茶です。初めて飲んだのですが、あまりパッとせず。いつも買っている単叢の方を出してもらいました。こっちは美味いですね。そして違う種類の単叢も出してもらいます。でもこの場所で飲むと微妙な香りの違いなどがわからないんですよね。周り中にお茶が山積みされているからなのでしょうか。とりあえず単叢を数種類買いましたよ。かなり散財。ちなみに女の子は老板の娘でしたね。

半斤ずつ鉄缶に入れてくれました

さあ、そろそろ香港へ向かう時間です。茶城を後にし、羅湖口岸へ向かいます。以前、東莞で働いていたときもよく来ていた場所ですから、慣れたもんです。最近は外国人用レーンがそれほど混雑していませんので、楽々通過できてしまいますね。思ったより早く香港側へ入ってしまいました。

深圳火車站下の通路を通って口岸へ

さてと、まずはMTRで上水へ行きます。羅湖からは1つ先。上水で降りて、あとはバスで空港へ向かうのですが、まだちょっと時間に余裕があります。何か食べておきますかね。上水の駅内に吉牛があったので、それにしました。一番巨丼、味噌汁ではなくコーラ付きで。たまに食べると牛丼も美味しいです。日本では滅多に食べることのない吉牛ですが。

MTRで上水へ

あとは駅前からA43バスに乗って香港機場へ向かいます。車内の表示が違う路線のもので、ちょっと不安になりましたが、進んでいる方向はあっているようだったので、そのまま乗り続けます。しばらくして到着しました。

A43バスで香港機場へ

さっさと手続きを済ませ、搭乗口へ。また沖止めですね。まあ、東航が安いのもこういったところでコスト削減しているからなのかもしれません。やっぱりボーディング・ゲートを使える場合に比べて面倒ですけどね。そこは値段で妥協します。乗客は昆明へ遊びに行く香港人が多いようです。

1月1日 MU734 香港(17:05) – 昆明長水(19:55)

香港から昆明へも東航です

これからまた数時間機内の中。やはり退屈ですね。機内食が出てきましたが、なんだか微妙な味でした。珍しくおやつも出てきましたよ。ハーゲンダッツのカップアイスでした。これは美味しかった。LCCだったらなんにもないですからね。飲み食いしているだけで時間を潰せます。

機内食は微妙な味

おやつにハーゲンダッツ

そして飛行機は昆明長水機場に到着しました。すっかり暗くなっています。長水機場は初めてです。ここでも沖止め、タラップを降りバスに乗るのですが、いつまで経っても発車しません。どうやら香港人たちが混雑したバスに乗りたがらないようです。こんなときは香港人が内地人を見下したように尊大な態度で喚き散らすので、あまり好きではないです。

昆明長水機場は初めての利用

さてと、ここからは軽軌で移動します。昆明では以前の街に近い場所にあった空港しか利用したことがありません。新しい空港は街からだいぶん離れてしまっていますね。とりあえず今晩の宿は東風広場にあるホテルを予約してあります。しばらくして東風広場に到着。なんだか昆明もだいぶん変わってしまっていますね。前回訪れたのはいつだったのだろう。ちょっと記憶が定かではありません。

昆明東風広場付近

ホテルにチェックインしました。昆明は春城ですから、さすがにそれほど寒くはありませんね。夕飯はどうしましょうかね。いろいろと食べてきたので、もうあまりお腹も空いていません。隣りにあるコンビニでカップ麺と飲み物だけを買って済ませましょうかね。

如家酒店ですよ

そしてホテルに戻り、シャワーで汗を流します。明日からの行程をちょっと練り直します。ちょうど列車時刻の変更などがあるようで、行きたい方面の列車の時刻が大幅に変わってしまうようです。それなら行程を見直して、なんとか時刻が変わる前に乗れないかと。昆明のバスターミナルは、以前昆明火車站近くに集中していたのですが、今はすべて郊外へ移設されてしまっています。だからバスだと面倒かなと思ったり。

とりあえず明日は最初に決めた行程で行きます。その後の行程は進みながら変更していきましょうかね。それでは、おやすみなさい。

icon-checkちょっとお知らせ

2018年9月24日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書の新刊「魏武故里・亳州」を発行しました。曹操の故郷である安徽省亳州市に残る三国志遺跡16ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから亳州へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。

三国遺址探訪叢書「魏武故里・亳州」