局長の四象八牛です。

年末年始の旅を終えてから、すでに2ヶ月が過ぎてしまいました。近頃、いろいろと考えることが多く、旅日記を書くのが疎かになってしまっています。記憶があるうちに書いてしまわないとダメなんですが、なかなか作業が進みませんねえ。

icon-tag20181227日 日本

2018年ももう終わり、すでに恒例となってしまった年末年始の旅が始まります。日本で元旦を過ごさない年は、何年続いているのでしょうか。もう忘れてしまいましたよ。

金沢駅です

今回も名古屋セントレアからのフライトです。午前の便なので夜行バスで名古屋へ向かいます。いつもなら高岡駅から夜行バスに乗り込むのですが、とある事情もあり金沢駅からの乗車となりました。どちらから乗っても同じバスなんですけどね。明日の朝には名古屋です。

icon-tag20181228日 日本~上海~長沙

バスは富山県を経由して、東海北陸道を走ります。時間調整のため、どこかのパーキングエリアでしばらくの間停車します。そして朝6時に名古屋駅に到着します。ここから名鉄に乗り換えてセントレアへ。そろそろ夜行バスは辛い歳になってしまいましたよ。

名古屋駅に到着しました

さて、セントレアに到着。名鉄から降りる人もかなり多いですね。まあ、せっかくの休みですからどこかへ出かけるのがいいかと思います。ササッとチェックインも済ませ、出国。このところ乗るのは中国のレガシーキャリアばかりになってしまいました。乗り継ぎなどがある場合、巨大なネットワークのある東航の方がかなり有利です。そして安い。もうLCCが選択肢に入らないんです。

今回も東方航空です

そして上海へ向けて出発です。今回の航空券は4月に買っていましたので、何度も時刻変更の通知が来ていました。まあ、多少の変更ならなんでもないですね。ただ長沙へ向かう便だけは、2時間ほど遅い時間になってしまいました。どうせ上海でブラブラするつもりでしたから、それくらいならいいでしょう。

12月28日 MU292 名古屋中部(08:55) – 上海浦東(10:40)

暇な時間を潰すには機内食

今は中国系航空会社でも機内でスマホを使えるようになったんですが、ネットには繋がりませんので、やはり暇です。そんなときにはやはり機内食。これがあるとけっこう時間が潰せます。飲み物も2回は入れてくれますしね。機内ではおとなしくソフトドリンクだけにしています。いや、青島啤酒もそんなに好きではないので。そんなこんなで遅れもなく上海に到着しました。

上海浦東機場、安定の沖止め

そしてあれですね、指紋採取。まあ、以前一度採取されているので、今はパスポートをかざすだけで大丈夫です。入国審査、いつもなら人が少ないときが多かったのですが、今回はちょっと多い。ヨーロッパからの団体ですかね。かなり時間がかかってしまいました。まあ、次のフライトまでには時間がありますから問題なし。ただ空港が虹橋の方なので、そこまで移動します。

カレー星人現る

とりあえず2号線で人民広場まで。腹ごしらえでココイチへ行きました。中国まで行ってカレー食うなよとかは言わないでください。カレー星人が暴れますよ。腹いっぱいになったところで近くをプラプラと歩きます。大通りを外れるとあまり変わらない風景が見られますね。

山西南路あたり

そして南京東路へ。やはり人が多いですね。ちょっと朶雲軒へ入ります。文物四宝や茶器などが売られている店です。それなりの物も売っているようですが、四象の感覚に合致するものがありませんでした。趣味ですから、好きになったものを使いたいです。でも好きになっても買えるかどうかは別の問題で。

紫色の上海交通カード

さて、そろそろ虹橋機場へ向かいますかね。そうだ、紫色の上海交通カードを手に入れておきますか。今までは使い古された水色のカードを使っていたのですが、紫色のカードだと上海以外の都市でも使えるところが多いのですよ。だいたいは浙江滬なんですが、それでも各都市でカードを揃えるよりはいいですよね。自販機があったので、そこで購入。

虹橋機場はかなり久々

虹橋機場、かなり久々です。四象の記録を見ると7年ぶり。しばらく内部をうろついてみましたが、特にこれと言った物もなく。飲み物だけを買って飲み、さっさとチェックインしました。長沙へのフライトは上海航空です。とりあえず東航の傘下です。

上海でボーディングゲートを使ったことないような

12月28日 FM9361 上海虹橋(17:05) – 長沙黄花(19:00)

上海で飛行機を乗り降りするときはいつもタラップ。ボーディングゲートを使った記憶がありません。まあ、その程度の扱いの路線にしか乗ってないってことですね。とりあえず誰かがコインを投げつけないことを祈るのみです。それは冗談として、機内食。おゝ、箱を開けるとフォークの袋が開いていて、肝心のフォークも入っていない。これって一度誰かに出したやつですかい。この程度で驚いていては中国を旅できませんかね。空姐に「開けたやつだよ」って言ったら、平謝りで交換してくれました。ご飯の方は美味しかったです。腹いっぱいカレー食ったんですけどね。

蘇州の上空あたりかな

ちょっとしょぼい機内食

そして長沙に到着。なぜ長沙に来たのか。いや、航空券をいろいろと検索していたら、長沙を到着地にしたら安かったんです。それならと思い、やってきたわけですよ。今じゃ高鉄もありますし、飛行機での移動は安くなるならって感じですかね。とりあえず明日は長沙南火車站から高鉄で移動する予定なので、長沙南火車站近くに宿をとってあります。黄花機場からはナンチャッテマグレブで移動できるようです。

長沙に着きましたよ

降りたターミナルからかなり歩いてマグレブ乗り場へ。中国のマグレブと言うと上海のやつを思い浮かべるんですが、長沙のマグレブは最高時速も100km/h台、軽軌とさほど変わりないようです。カーブを走行するときなんかかなりの減速。とりあえず切符売り場でお約束の身分検査。パスポートを出すと変な顔されました。そんなに外国人が少ないわけでもないと思うのですが。

マグレブって言えばマグレブ

長沙南火車站までは約35分でした。まずは明日の切符を発券しておきますかね。現在、火車站での発券はどの火車站から乗車の切符も異地費(以前は5元/枚)がかからなくなっています。なので、明日の切符2枚を発券してもらいました。田舎の火車站へ行くと、パスポートを知らない駅員もいるんですよね…。

長沙南火車站は高鉄の駅

さて、ホテルへ向かいます。歩いて10分かからない場所です。でもこのあたりはまだホテルらしい建物が全然ないんですよね。着いたホテルはやはりマンションを改造した感じです。だいたい個人がワンフロアを所有して経営しているようです。とりあえず外国人でも大丈夫なようで、店の老板が部屋まで案内してくれました。最近は商売熱心ですからね。そして微信の交換も。

個人経営でも内装はけっこう豪華

新しいホテルなので部屋も綺麗ですね。個人経営っぽさは残っているのですが、如家や漢庭よりは明らかにレベルの高い内装です。値段はだいたい同じくらい。そうそうフロントにはOTAと書かれた宿帳もありましたよ。Online Travel Agent なんて中国ではすでに当たり前ですからね。消費者は利便性が高く、コスパに優れたところを選ぶんですよ。

さて、今日はすでにいっぱい食べているので、夕飯はなし。とりあえずホテルの近くのコンビニで明日の朝食を買って終わり。一日中移動していると疲れますよね。さあ、明日からはまた三国志遺跡巡りが始まりますよ。それでは、おやすみなさい。

icon-checkちょっとお知らせ

2018年9月24日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書の新刊「魏武故里・亳州」を発行しました。曹操の故郷である安徽省亳州市に残る三国志遺跡16ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから亳州へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。

三国遺址探訪叢書「魏武故里・亳州」