局長の四象八牛です。

今日は久々に気温が上がり、雪ではなく雨が振りました。でもまた明日からは、気温が下がって雪になるようです。まあ、冬なので仕方ないのですが、やはり寒いと何か行動しようという気が薄れてしまいますよね。昨晩も早くから寝てしまいました。

icon-tag201815日 武漢~咸寧~嘉魚~赤壁~合肥

さてと、昨日は予定にないダメダメな1日を過ごしてしまいました。今日は、とりあえず赤壁の方へ行きますよ。朝方、まだ暗い中を武昌火車站へ行きます。今日乗るのは、武昌火車站始発の城際鉄路に乗ります。城際鉄路の待合室は他の列車と違い、火車站の1Fにあります。どうやら軟座専用待合室の一角を利用しているようですね。

城際鉄路に乗ります

C5021次 武昌(07:29) – 咸寧東(08:57) 二等座29.0元

この列車、車両はCRHと同じなんですが、途中ほとんどの火車站に停車するので、所要時間は少し多くなります。まあ、普通列車は昨日と同じで遅れるでしょうから、こっちに乗った方が時間通りに到着できる確率が高いと。咸寧東と咸寧南、どちらで下車しようか迷ったんですが、咸寧東の方がバスターミナルに近かったので、そちらで下車しました。

咸寧東に到着

火車站を出て、すぐにバス乗り場へ。ちょうどバスターミナルに向かうバスが停まっていたので、走って乗り込みます。なんとか間に合いました。次が来るからいいやと思っていると、なかなか来なかったりすることもあるので、時間が惜しい時には、走ることも。すぐに温泉区にあるバスターミナルに着きました。

温泉区の咸寧汽車站です

今日は、まず嘉魚にある魯粛三夫人墓を再訪してみます。以前訪れたときに「魯粛故里」という看板を見かけたので、それがどういうものなのかを確かめたかったからです。まあ、魯粛の故里がここではないということは、わかりきったことなんですけどね。とりあえず渡普までのチケットを買って、嘉魚行きバスに乗り込みます。

魯粛故里東魯庄の看板

バスでしばらく走り、渡普の少し手前で下車しました。そこに「魯粛故里東魯庄」と書かれた看板が立っているんですね。とりあえず村の方へ行ってみますかね。しばらく歩いて、村に入りました。ぐるっと村内をまわってみたのですが、特に魯粛と関係のあるものが見当たりませんね。村人に話しかけてみると、魯姓の村民は、やはり魯粛の末裔だそうで。しかし、何かあるのは隣の魯家墻の方なんだそう。そっちは以前訪れた魯粛の孫の墓と三夫人の墓がある村です。

煙墩村一組東魯

大きな鯉が干されていた

魯家墻の方に歩いてきました。村名は魯家墻らしいのですが、魯家祥と書かれていますね。まあ、発音も似ているし、どちらでもいいのですが。さっそく魯粛三夫人墓を再訪してみます。あら、墓のすぐ横に民家が建てられてますね。墓は相変わらず雑草に覆われていて、わかりにくい。

魯粛三夫人墓です

魯粛三夫人墓、墓碑が新しくなっていました。以前は3人の夫人の墓碑が1つに合わさっていたのですが、今は3つに別けられています。魯粛の孫夫人、程夫人、曹夫人の合葬墓だということです。近くにある魯粛の孫、魯崇義の墓も再訪しておきますかね。

魯粛の孫である魯崇義の墓です

さてと、村にはもう一つ「魯粛故里」と刻まれた石があるらしいんですが、どこでしょうかね。東魯庄で聞いたときは、魯家墻にあると言っていました。ちょうど農作業をしていた人民がいたので、聞いてみます。すると村の入口にあるそうで。でも魯粛のことを聞くと、嬉しそうな顔をしますよね。やはり魯粛の末裔だからでしょうか。言われた方向へ行ってみると、ありましたよ。

これにもやはり魯粛故里の文字が

お次は、嘉魚まで行きますか。嘉魚行きのバスを待っていると、しばらくして来ましたね。しばらく走って、嘉魚のバスターミナルに到着しました。いや、やはりちょっと寒いですね。トイレに行って、これからの行程を考えます。寒いのでちょっと温かいものでも食べますか。近くの麺屋に入ります。

牛肉麺を食べましたよ

本来なら、嘉魚赤壁を少し回るつもりだったのですが、昨日はグダグダだったし、今日も寒いので、もうやる気なし。あとは嘉魚の二喬公園へ行って終わりにしますかね。バスに乗って移動します。降りるバス停を間違って、少し先の繁華街で降りてしまいましたよ。ちょうど貢茶のお店があったので、温かい飲み物を買います。貢茶も最近は、中国の2級、3級都市に増えてきていますね。でも逆に1級都市では見なくなってしまいました。

二喬購物広場の一角

そして歩いて二喬公園に向かいます。ここ嘉魚も二喬の故里だと言っているんですよね。まあ、二喬公園は造成されていますけど、どうなんでしょう。真偽の程はわかりません。二喬の像などを見て回ります。二喬の像はなかなかの造りなんですが、それ以外はイマイチです。

大喬と小喬の像

二喬がいると出てくるこの方

孫策と大喬

周瑜と小喬、できがよい像

さあ、もういいかな。寒いのでもう撤収です。とりあえずバスでバスターミナルまで戻りたいのですが、ちょうど下校時間なのか、学生でバスが満杯。何本かやり過ごし、やっと乗ることができました。ほんと中国ではこういうことが多いんですよ。もちろん公共交通なのでしょうがないんですがね。人口の多さです。

嘉魚のバスターミナル

バスターミナルから赤壁行きのバスに乗りました。バスの中は暖かい。赤壁までは1時間以上かかるかなと思っていたのですが、ウトウトと寝ている間に着いてしまいました。運転手が「赤壁北火車站に行くヤツは、ここで降りろ」と。40分くらいで着いてしまいましたね。途中、客引きがなかったので早かったです。ここから少し歩いて赤壁北火車站へ。

赤壁北火車站に到着です

ここから合肥まで向かうのですが、まだ少し時間に余裕があるので、何か食べようかと思ったのですが、火車站の周辺には手軽なお店もなく。切符を発券してもらい、火車站の中に入ることにしました。しかし、火車站の中は暖房もなく、寒い。とりあえず売店で暖かい飲み物を買いました。ついでにはな局員への土産も。赤壁名産の青磚茶です。安いやつですけどね。

赤壁名産の青磚茶

赤壁北は高鉄の火車站なのですが、やはり寒波の影響で晩点の嵐でした。特に西北が酷いようですね。蘭州からの列車は2時間半も遅れています。普通列車なら2時間半なんて可愛いもんなんですが、高鉄で2時間半はなかなかです。そんなに影響はないはずの南からの列車も遅れていますね。四象の乗る合肥行きは、直通が1本だけですので、早い時間の列車に変更することもできず。寒い中を時間まで待ちます。運休していないだけでも御の字です。合肥も酷い雪だったらしいので。

高速列車も晩点の嵐

G1128次 赤壁北(19:10) – 合肥南(21:54) 二等座167.0元

列車は30分くらい遅れてしまいました。なんとか合肥南火車站に着いたんですが、もう地下鉄の終電が出てしまっていた後でした。今晩は明日からのことも考えて、合肥火車站の方にホテルを予約していたので、仕方なくタクシーで移動。しかしタクシー乗り場は長蛇の列です。乗るだけで30分は待ったでしょうか。

なんとか合肥に

とりあえずホテルに到着。もう23時を越えています。そとは雪だらけで、寒い。ホテルのフロントで聞かされたのは「大雪でボイラーが故障して、ぬるいお湯しかでないの。シャワーを浴びるなら明日の朝のほうがいいわ」と。まあ、それくらいはいいんですけどね。腹も減っているし、明日の切符も発券しておこうと、合肥火車站の方へ行きました。切符売り場も列車ダイヤ乱れのため、販売は中止しています。12306で買った切符の発券だけは、窓口が1つあったのでできました。ネットや自動券売機を扱えない人民は、困り果ててましたね。

困った時の毒マクド

もうこんな時間なので、食べ物のお店も限られています。火車站の毒マクドに入ったのですが、値段が大変なことに。セット価格も通常より20元も高い。まあ、火車站併設の店は、座席を占拠する人民も多いので、わざと高くしているところもあります。もちろん他の事情もあるんでしょうが。隣には李先生。でも今晩は簡単に。火車站向かいまで歩いて、違う毒マクドに入りました。ここの値段は普通。

さあ、ホテルに戻って寝ます。今晩は、これもチェーンの漢庭酒店です。安い部屋を選んだので、狭くて窓もないんですが、寝るだけなら十分です。扉のところには、エロいカードが入れられてましたけどね。寒い1日でした。それでは、おやすみなさい。

icon-checkちょっとお知らせ

2017年9月30日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書「蜀漢咽喉・漢中」という書籍を発行しました。陝西省漢中市および勉県に残る三国志遺跡18ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから漢中へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。

三国遺址探訪叢書「蜀漢咽喉・漢中」