局長の四象八牛です。
今回は、夜行バスを使って目一杯の日程で行ってきました。やはりもう歳なのか、帰ってきてからは疲れてダメでしたね。それでもなかなか長い休みも取られないので、とにかく頑張ってみるしかないのかもしれません。
2017年7月13日 日本
さて、今回の旅は高岡駅から始まります。ここから夜行バスに乗って名古屋へ向かうことになります。どうしても近くの空港から中国へ行こうとすると、チケットがとんでもなく高くなってしまいますので、大阪か名古屋へ出ることになるんです。名古屋へは夜行バスが走っていることを知り、試してみることにしました。
2017年7月14日 日本~上海~西安~漢中
夜行バス、やはり座ったままで寝るのは大変ですね。四象は身体が大きいので、体勢を変えるとやはり窮屈です。あまりよく眠られませんでした。
そしてバスは朝6時に名古屋駅に着きました。それから名鉄線に乗り換えて、セントレア空港まで行きます。ミュースカイには乗りませんでしたが、朝7時には到着しました。
東航のカウンターでチェックインします。行きは、上海浦東経由の西安行きです。チケットは西安までで発券されました。実は経由便に乗るのは初めてなんですよ。そして西安から漢中へは、西安でもう一度チェックインです。
前回までは、春秋航空などのLCCを多用していたんですが、やはり中国内陸線は便数も少なく、日程に合わないんですよね。そしてそれほど安くない。日程に合わせて航空券を探したら、東航が思いの外安くてビックリです。それも行きたい街までその日の内に乗り継いで行けるんです。春秋航空は、しばらく選択肢から外れるかもしれません。
とりあえずチェックインも終わったので、朝飯でも食いますか。特に食べたいものがなかったので、コンビニでおにぎりとサンドウィッチを買って食いました。そして搭乗口へ。やはり安い便は搭乗口まで遠いような。まあ、ボーディング・ブリッジを使っているだけありがたいもんなんですかね。
さて、飛行機は上海へ向けて飛び立ちました。LCCじゃないので、機内食や飲み物も出ます。これだけでも気分が違いますねえ。まあ、東航の機内食はアレだと評判なんですが、言うほど酷くはなかったです。
7月14日 MU292 中部空港(08:55) – 西安咸陽(14:30)
そして飛行機は、経由地である上海浦東機場に到着しました。ここでまず入国審査を受けることになります。飛行機を降りてバスに乗り、到着口へ。そこで「西安」と書かれたカードを持った係員が待っていました。「西安」と印刷されたシールを貼られます。西安へ行く人が集まると、係員が「せいあん、レッツ・ゴー!」といって、トランジットの方へ引率していきます。乗り継ぎのほとんどが日本人なんですが、係員は日本語を解しません。
とりあえずさっさと入国審査を済ませます。時間がないので、優先的に通してくれます。そして、もう一度安全検査を受けて搭乗口へ。もう搭乗が始まっていますね。上海から西安へ行く乗客は、もう飛行機に乗り込んでいました。
さてさて、飛行機は再び飛び立ちました。乗り込むときに、空姐に「暑っち~よ」って言ったら、熱い蒸しタオルをくれました。いやあ、東航ってこんなによかったっけ。まあ、その組にもよるんでしょうけどね。あ、機内食ももう1回でました。2回目だったので、麺の方を貰いましたよ。
そして西安にはちょっと遅れて到着。漢中へ向かう便は夜、それまでまだ時間があるので、ちょっと西安市内まで出てみることにします。
リムジンバスが発車するまでちょっと時間がかかりました。市内へ着いてみると、もう4時を過ぎていましたね。五路口に着いたので、地下鉄に乗り換えて通化門へ行きます。ちょっと西安の茶城へ行ってみようと思ったからです。
地下鉄出口を出るとすぐに西北国際茶城でした。まあ、茶城はけっこうどの街にでもありますよね。やはりお茶は中国の文化ですから。今回はいい茶器があれば買いたいなと思っています。
中に入ってみると、茶葉のお店がならんでいます。陝西省だと陝南の仙毫という緑茶が有名らしいのですが、四象は中国緑茶が好きではありません。それにやはり仙毫が美味しいという話も聞いたことがないので、試飲もしませんでした。他にも有名所の茶葉は売っているのですが、それは別に西安で買わなくてもですね。
とりあえず上の階へ行って、茶器を見てみました。でもあまりいいものがありませんねえ。これだと目線を取られるようなものがない。紫砂の茶壺もありますけど、別に西安で買わなくても…。中には10,000元を超える茶杯などもありましたが、四象には勿体無いですね。はい、結局何も買わずに終わってしまいました。
さてと、夕飯を食って空港へ戻りますかね。しかし暑い。でも茶城から外へ出ると、旋風が吹いていて、ちょっと雲行きが怪しいですね。地下鉄で五路口まで戻ります。
やっぱり西安火車站近くまで来て、李先生を食べてしまいました。まあ、一度は食っておかないとね。冷たいビールもウマウマです。
さてと、空港まで戻りますか。またリムジンバスに乗り込みました。空港へ着くと、けっこうキャンセル便が出ている模様。北京や上海へ向かう便がかなり欠航になっていますね。天気が大幅に崩れたんでしょうか。
とりあえず漢中行きは、なんともなさそう。預ける荷物もないので、自動端末機でチェックインしました。そして空港内をちょっとうろついてみます。
すると一角に1人カラオケボックスが置かれていました。前回5月には見かけなかったので、最近設置されたんでしょうかね。中では中国人が歌っていましたよ。まあ、こういう物をさらっと設置できるのが、今の中国なんですよね。これはすごいと思います。
さて、漢中へ向かいますか。西安から漢中までは約220km、高速バスだと約4時間なので、わざわざ飛行機で飛ぶ必要もないかもしれませんが。まあ、今回はついでで買ってしまったチケットなので。
7月14日 MU2298 西安咸陽(22:10) – 漢中城固(23:00)
飛行時間は僅か1時間弱なので、ペットボトルの水を1本渡されただけです。まあ、もう李先生を食って腹いっぱいだったのでいいんですが。そして漢中に到着。地方の小さな空港です。飛行機からタラップで降りて、あとは歩いてターミナルまで行きます。
もう夜11時を過ぎていますので、もちろんバスはなし。まあ、タクシーだけは必ずいますんで、それに乗って街まで行きます。空港から街までは約17kmです。もちろんボッタクり価格で90元。ま、普通は4人くらいでシェアしますんで、1人30元くらいなんでしょうけどね。他の人を待っているのも面倒なので、そのまま1人で出発しました。ちなみにタクシーの運ちゃんは、この便のために午後5時から待っていたのだとか。よっぽど暇なんやな。
漢中では前回と同じホテルに宿泊します。西安を出発する前にCtripで予約しておきました。まあ、それほど混み合う時期じゃないので、予約などは後回し気味です。値段も高くならないし。
さてと、無事にホテルまでたどり着きました。飲み物だけ買って、あとはシャワーを浴びて寝ます。長い移動の1日でしたね。明日は勉県へ行きますよ。それでは、おやすみなさい。
ちょっとお知らせ
2017年9月30日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書「蜀漢咽喉・漢中」という書籍を発行しました。陝西省漢中市および勉県に残る三国志遺跡18ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから漢中へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。
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