局長の四象八牛です。

今日も朝から寒い日でした。そうそう、2月13日に神戸三宮でオフ会を開催することになりました。開封太郎も春節期間ということで一時帰国していますので、三国志旅游局の二大酔っぱらいオヤジが参加します。四象はただ酒を飲んで暴れたいだけなのですけどね。さて、旅日記の続きをば。

icon-tag20151231日 亳州

昨日の亳州市内に続き、今日は亳州郊外を中心に回ってみることにします。今日もホテルのロビーで7時半の待ち合わせ。しばらくするとZ女士だけが下りてきました。Z女士は先にちょっと魏武広場のあたりへ行っているとのこと。まあ、Z女士は中国語を話せるようだし大丈夫かなと思い、その後の待ち合わせ場所だけを確認して別れます。

さて、H女士はどうするのかな。しばらく待っていてもなかなか下りてきません。Z女士からは「H女士はマクドへ行くそうですよ。」とだけ聞いていましたから、それなら四象も毒マクドへ行って朝飯を食べればいいしと思い、待ちます。しかし、8時を過ぎても姿が見えませんね。もしかしたら体調を崩したのか。フロントで部屋番号を聞いて、エレベーターに乗ろうとしたところ、H女士が下りてきました。まあ、何事もなくよかったのですが、予定を変えるなら一言を。

そしてH女士と世界の毒マクドへ行きました。亳州には毒マクドが2店あります。魏武広場の横にあるウォルマート内の方へ。近くでZ女士とも合流しました。ここでH女士に危機が訪れました。やはり世界の毒マクド、中から異物が出てきましたよ。日本だったらまた大騒ぎになったでしょうね。まあ、旅先なので美味しいネタとして扱っておきます。

中国でも毒マクドだった

さてさて、せっかく魏武広場に来ているので、ちょっとだけ見ておきましょうか。相変わらず台座だけで一向に曹操像を乗せる気配がないですね。もう止めちゃったのだろうか。まあ、亳州出身の歴史人物パネルが並んでいるので、それを見て回りましょう。曹操、曹丕、曹植、夏侯惇と夏侯淵に許褚、曹騰と華佗ですかな。

はやく曹操像を設置してよ

やはり魏武帝曹操だな

さあ、ちょっと車を探して郊外へ行きましょうか。まずは東の観堂鎮方面、譙陵寺遺址へ行きます。片道約30kmくらいでしょうかね。タクシーを捕まえて交渉を始めます。しかしこの運ちゃん、ゴニョゴニョとはっきり物事を言わない。四象ははっきり往復でいくらなんだと聞いているのに。運ちゃん「60元で。」と言うのだけれども、何がどうで60元なんだ。

いちおう車に乗り込み発車間際、運ちゃんが「往復なら150元だ。」と言い始めました。四象はプチーン、それならそれで乗る前にはっきり言えよ。60元は片道で、待ち時間の分を上乗せするならそれでもいいから。でも、こんなウダウダしたヤツは大嫌いなので、車から降りました。降りるときに値段を下げてきても相手にしないよ。

亳州くらいの地方都市だと、長距離乗車で1kmが2元くらいが相場かな。変に観光地化はしていないので、酷いボッタクリはないようです。違う車を捕まえて交渉します。次の運ちゃんは往復と待ち時間30分ほどで130元と提示してきました。開封よりちょっと高い感じがしますが、ここの相場のようです。この車で行きましょう。

この運ちゃん、譙陵寺は知っているようですが、どうも遺址ではなく地名として知っているだけのようで。「譙陵寺で何をするんだ。観音寺へ行くのか。」などと言ってきます。だから「譙陵寺遺址に行くんだ。」って何度も言っているのに。

まあ、四象は一度行ったことがありますので、ナビゲートしていきます。そして譙陵寺遺址に到着しました。あゝ、以前より綺麗になっていますね。新しい文物碑もあるし。入口には施錠されているのですが、中を覗くと大雄宝殿と書かれているし、今じゃただのお寺のようです。2008年に訪れたときには、まだ学校として使われていて、中では子どもたちが勉強していたんです。

一時期曹操が隠居していました

ここで曹丕が生まれたのだとか

譙陵寺は、曹操が官職を辞して一時期隠居していた場所です。そして曹丕もここで生まれたのだとか。周囲には軍馬を養っていた跡も出土しているそうで、ここにも延々と続く地下道があったという話です。

さて、一度亳州市内へ戻ります。そして亳州汽車北站で降ろして貰いました。実は亳州のバスターミナル、10月にすべて郊外へ移転してしまったのです。この古いバスターミナルはもぬけの殻。いずれはここも何か別の建物が建てられるのでしょうね。

お次は古井鎮方面へ向かいます。ちょっとだけ歩いて車を捕まえやすい場所に移動しました。タクシーが近づいて来たので、運ちゃんと交渉します。目的地は周留あたりにある酒神広場、北曹村の北曹寺遺址、そして古井鎮の酒文化博覧園まで。距離的には全行程で60kmくらいですかね。運ちゃんは100元と言うので、ちょっと安いなと思いながらもこの車に決定です。

まずは酒神広場へ。亳州といえば古井貢酒が有名です。その古井集団が酒の神様として曹操を推しているんです。そして酒神広場が造成されて、巨大な曹操像も造られたんですね。四象は前回9月にも来ていて、そのときはまだ工事中、門衛に頼んで入れてもらいました。

巨大な酒神曹操像

今回は入口が開いていて、門衛もいませんでした。なら、入って見るだけなら大丈夫でしょう。曹操像の近くまで行き、写真を撮ります。そして戻ろうとすると、門衛らしきニイチャンが近づいてきました。まあ、咎められることもないでしょうけどね。すると門衛のニイチャンが「お、おまえまた来たのか。」と言ってきました。あゝ、前回の門衛ニイチャンですね。四象は「え、まだ覚えていたの。今回は友人を連れてきたんだよ。」と挨拶しました。いやあ、いいニイチャンですね。

そして入口へ戻ると、向かい側に何やら新しい像があります。それもなんだか曹操像っぽい。前回来たときにはなかったので、新しく造られたようです。近づいてみると、やはり曹操像でした。酒杯を持って、なかなか凛々しいです。

魏武帝曹操

さてと車に戻ります。すると運ちゃんが「おまえら、見ている時間が長いんだよ。ちょっと料金を足してくれ。」と言ってきました。まあ、そうくるだろうなと思っていましたけどね。でも四象は「おらはちゃんと乗るときに確認したぞ。おまえは何も言わなかったじゃないか。」と笑って反撃します。すると運ちゃんも「いやあ、待ち時間は1時間で60元なんだよ。街ならそれだけ稼げるし。」とのこと。まあ、もともとの料金が良心的だったので、考えておきましょう。

次は北曹寺遺址へ向かいます。曹操が当時兵を駐屯させていたと言われる場所です。南曹寺もあったのですが、今は北曹寺に文物碑が残るのみです。ここも2008年に訪れているのですが、そのときとだいぶん雰囲気が変わっていて、場所がすぐにわかりませんでした。車を降りて地元民に聞いてみると、すぐそこの北曹小学がそうだとのこと。確かに以前も学校がありましたので間違いないです。行ってみると、門の前に文物碑が残っていましたよ。

北曹寺遺址

そして最後の目的地、古井鎮にある古井酒文化博覧園に。古井鎮の中心部へ向かって行くと酒厰が建ち並んでいます。さすがに酒の街ですねえ。そして車を降ります。料金はH女士たちの計らいで、ちょっと多めに渡すことに。130元を用意してくれました。でも四象は先に100元だけ渡します。運ちゃんは「頼むから、もうちょっとくれよ。」と言ってくるので、もう20元渡すと「あとその10元も。頼む。」と哀願されました。四象もわかっていてやっているので、悪いやつですよね。

まあ、実際に適正料金だと思いますし、運ちゃんたちも商売なので。あまり意固地になって喧嘩すれば、お互いに気分が悪くなりますよね。旅は楽しく。自分たちのためだけに、誰かの気分を害するのはよくありません。この運ちゃんも手を振ってにこやかに去って行きました。

そして酒文化博覧園に入場。先にちょっと用を足します。あれれ、H女士たちがマスクをしています。あゝ、ここは白酒の匂いが充満していますからね。開封太郎先生なら大喜びで深呼吸するんでしょうが。

ここでのお目当ては酒蔵天宝坊にある曹公祠です。実際に使われている酒蔵に曹操が祭られています。ここも古井集団の施設なので、曹操の扱いは別格ですね。あとは展示物をチラチラと眺めます。三国時代の器の複製品などもあります。

天宝坊曹公祠

三国時代の器(複製品)

さて、亳州郊外はここまで。古井鎮からはバスで市内へ戻ります。バスは新しくできた西バスターミナルに到着。そこから市バスに乗り換えて花戯楼へ行きましょう。まずは西観稼台も近いので寄っていきましょうか。

西観稼台

西観稼台、以前訪れたときには工事中で、文物碑も倒れて野ざらし状態だったのですが、今回は綺麗になって保護されていました。ただとある会社の敷地内になっているので、門衛がいたら面倒ですね。でも今回は門衛もおらず、そのまま見ることができました。

そしてそのまま歩いて花戯楼へ。途中、曹操が献帝に酒の造り方を上奏している像もあります。華佗の五禽戯像もあります。

上九醞春酒法奏

華佗五禽戯

さて、花戯楼へ。その前では民俗表演が行われていました。花戯楼、戯楼は戯台、演劇の舞台ですね。その舞台と山門に華やかな彫刻が施されているので花戯楼です。向かい側には関帝廟があります。H女士が関帝廟で線香を供えています。文化財なので火気厳禁、線香には火を点けられないのです。

民俗表演

花戯楼山門

関帝廟

あとはブラブラとまた渦河の畔を歩いて、亳州老街に入り、北門の華佗像を見て、夏侯巷という路地を通り抜けました。そして最後に市バスで亳州火車站へ行き、曹操像を拝みます。本日の予定はこれで終了です。今日もてんこ盛りでしたねえ。

亳州老街

北門の華佗像

夏侯巷

亳州火車站前

さあ、夕飯ですよ。火車站からホテルまで歩きながら、よさそうな店がないかと探します。意見がまとまらなかったので、一度ホテルまで戻って荷物を置き、再度外へ。途中で見かけた東北料理のお店へ行くことにしました。

このお店、「東北食福」という名前。たぶん食福は食府とかけているのでしょう。前まで行くと、中から女将さんが「中に入ってメニューを見て。」と声をかけてきました。四象も東北菜は典型的なものしか知らないのですが、美味しいのはわかっています。

東北料理のお店

地三鮮と鍋包肉、あと粉絲と餃子を注文。いや、なかなか美味しいお店ですよ。当たりです。それに女将さんがテキパキと指示を出していて、気配りができています。それに美人だし。話している言葉からするとやはり東北出身のようですね。このお店はお気に入りになりました。また亳州に来れば食べにこようと思います。

そしてまたスーパーへ買い出しに。Z女士は魏武香油を買っていましたね。四象は相変わらずビールを買います。そしてホテルへ戻りました。本日これにて終了。あゝ、今日は大晦日じゃないですか。中国にいるとまったくそれらしき雰囲気がありません。いちおう良いお年を。それでは、おやすみなさい。

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この記事を書いた人

四象八牛
四象八牛三国志旅游局日本局長