局長の四象八牛です。

旅日記をゆっくりと書くことができるのは休みの日しかありません。今日はもう一回書くことにしましょうかね。頑張っていきましょう。

icon-tag2015922日 武漢~嘉魚~赤壁

この日は朝早く起きて、列車で赤壁へ向かうことにします。前日陽新にいたのですから、わざわざ武漢にまで戻ってこなくても、そのままバスで咸寧へ行っておけばよかったのです。でも列車で移動する方が好きなんですよね。

早朝の武昌火車站

武昌火車站に入り、K1167次列車を待ちます。しばらくすると駅員が何か叫び始めました。「1167晩点、晩点三个小時。」って、なんと四象が乗る列車じゃないですか。電光掲示板には列車が遅れる情報が出ていません。中国語がわからなかったらどうするんだよ。しかし、3時間なんて待っていられないしな。

時刻表を検索し、赤壁へ行く列車を調べてみます。武漢火車站から高速鉄道で赤壁北火車站へ行く列車はあるのですが、武漢火車站へ行くなら、また軽軌に乗って移動しないとダメだしなあ。それにG列車なので料金が高いんですよ。

とにかく切符売場へ行き、遅れているK1167次の切符は払い戻ししてもらいました。列車の遅れが原因なので、キャンセル料などはかかりません。当たり前ですよね。

さて、どう移動すればいいかな。どうせ嘉魚へ行くつもりだし、咸寧へ行く列車に乗ればいいのです。次のK1159次なら武昌火車站から乗車できるし、時間の無駄もほとんどないですからね。窓口で咸寧までの切符を買いました。そしてK1159次列車に乗り込みました。この列車は遅れていません。よかった。

列車の中はカオス状態、臭い

K1159次 武昌(06:45) – 咸寧(07:36) 硬座12.5元

そして咸寧に到着です。これからバスで嘉魚へ行くのですが、嘉魚へ行くバスが出ているバスターミナルはちょっと遠いのです。そこまで行くのも時間の無駄。ネットで調べてみると、咸寧火車站の近くからでも途中乗車できるらしいので、その場所へ行くことにしました。市バスに乗って明珠広場へ移動です。

咸寧火車站に到着

明珠広場でしばらく待っていると、嘉魚行きのバスが来たので乗り込みます。武漢から嘉魚へ行くなら赤壁より咸寧から行くほうが近いですからね。臨機応変に交通機関を選んで進んでいくことが大事です。

さて、嘉魚のバスターミナルに到着しました。まだ時間に余裕があるので、ちょっと孔明取箭所にでも行ってみますか。以前にも訪れたことがあるのですが、その時は大量の砂が堆積していて、崖に刻まれた取箭所の文字を掘り出すのに苦労したんです。

嘉魚のバスターミナル

バスに乗って四大楼あたりまで行き、そこからは徒歩。一度行ったことがあるので、道には迷いませんでした。孔明取箭所は川辺りなので、付近では釣りをしている人民がたくさん。崖に刻まれた文字には特に変わりなくでした。まあ、孔明が箭を集めた話は、三国演義でのフィクションのようですが、なぜか遺跡は残っています。はい。

孔明取箭所の崖は変わりなく

さてさて、そこから嘉魚の西バスターミナルまで歩いていきます。ここからは陸渓行きや虎山行きのバスが出ています。四象は陸渓行きに乗り込みました。

嘉魚の西バスターミナル

そして陸渓の街の西端でバスをおります。道端には東呉旅社とかがありますね。三国時代には呉の重要な軍事拠点だったようですから、呉に関する三国志遺跡も多い場所です。

東呉旅社かあ

そこから歩いて龍潭脳という村へ行ってみました。ネット情報によると、ここには呂岱墓があったとか。もしかしたら碑文でもできているのではないかと思い、訪れてみました。しかし、人民たちに聞き込みしても全く知りませんでした。ダメだこりゃ。近くの丘の上に廟らしき建物があったので、もしや呂岱廟かと思い行ってみましたが、鄒氏宗祠でした。紛らわしいんじゃあ。

呂岱墓は捜索失敗、気を取り直して次へ行きましょう。陸渓の街へ戻り、そこから印山へ行こうと思います。直接行くバスもあるようなんですが、本数が少ないようで見当たりません。嘉魚へ戻るバスに乗って、途中の高鉄嶺で乗り換えるという手もあるのですが、遠回りになってしまいます。陸渓から直接行ければ5kmほどの移動で済むのですが。

チャーターできそうな車はいるのですが、どうもやる気がなさそう。嘉魚へ行く客だけを相手にしているような感じです。バスのオバチャンに聞いても、そのうち来るよと頼りない返事だけ。もう待っているだけだと時間の無駄なんだけどなあ。すると目の前にバイタクらしきオッチャンが。ダメもとで話しかけてみます。

四象八牛
オッチャン、バイタク(摩的)か。
バイタクのオッチャン
???
四象八牛
ありゃ、摩的が通じないのか。えっと、タクシー(出租車)か。
バイタクのオッチャン
おお、おまえはどこへ行きたいんじゃ。
四象八牛
印山に丁奉墓遺址があるらしいんだ。そこまで行きたい。
バイタクのオッチャン
そうか。とにかく印山まで行って聞いてみよう。
四象八牛
いくらかな。
バイタクのオッチャン
30元じゃ。
四象八牛
しょうがねえなあ。行くぞ。

交渉成立。ちょっとボッタクリ気味の金額でしたが、時間を無駄にすることを考えると背に腹は変えられません。それにいざと言うときには、丁奉墓が見つかるまで手伝わせる腹づもりなのです。さっそく印山へ向けて出発です。

そして印山に到着。バイタクのオッチャンが地元人民に聞き込みします。すると人民爺様が案内してくれることになりました。なんとこの爺様が丁奉墓からいろいろな出土品を見つけたそうで。これなら間違いありません。

バイタクのオッチャンと別れて、爺様と歩いていきます。やっぱり爺様なので歩く速度は遅いですね。途中、出土した品の話を延々と語る爺様。でも老人の方言まじりの話なので、8割はわかりません。わかる所だけ相槌を打って、話の腰を折らないようにしました。せっかく案内してもらっているんですから、失礼のないようにね。

さて、丁奉墓だった場所へたどり着きました。雑草が茂る、何がなんだかわからないような土盛。なんだか微妙だな。でも爺様は「ここから剣が出てきたんだぞ。」とかまるで昨日のことのように説明してくれます。

御年86歳の人民爺様、丁奉墓前で

丁奉墓遺址、ネット情報では新しく碑文が設置されたらしいのですが、爺様に聞いても知りません。おかしいな、でもネットの写真を見る限り、この周辺の景色とそっくりだから、どこかにあるはずなんだけど。ちょっと爺様を置いて、近くを探してみました。すると碑文がありました。爺様も見たいと言うので、呼びに行きましたよ。

丁奉墓遺址の碑文

さあ、これで目的は達成しました。歩いて印山に戻ります。そこで地元人民とちょっと話をしていると、虎山から嘉魚へ戻るバスが来ました。今日はこれから赤壁まで行きたいので、そのバスで途中の高鉄嶺まで行きます。

高鉄嶺でしばらく赤壁行きのバスを待ちます。この辺りは何度も来ているので、陸渓を午後3時に発車する赤壁行きバスが高鉄嶺を通過することを知っていたからです。わざわざ嘉魚へ戻ってから赤壁へ行くと遠回りになってしまいますからね。そして赤壁行きバスが来たので乗り込みました。理想的な乗り継ぎです。

さて赤壁に到着。まだ明るいので、もうひと踏ん張り。車埠行きのバスに乗り込みます。車埠には心安寺内に三義殿があるという情報を開封太郎先生に聞いていました。以前、一度訪れてみたのですが年末だったからなのか、扉が閉まっていて中に入ることができなかったのです。今回はそのリベンジです。

車埠鎮にある心安寺

さて心安寺に着きました。扉が開いていたので中に入ります。人民オヤジとオバチャン数人がいました。話しかけたのですが、おもいっきり邪険に扱われました。終いには「三義殿なんかない。」とまで言われて。

でもここで諦める四象ではありません。必殺の「我是日本人」攻撃をしかけます。するとなんということでしょう、あれほどまで拒絶していた人民オヤジたちが態度をコロッと変えました。笑顔で「しょうがないなあ。見ていけ。」と言う始末。さらに写真もダメと言っていたのに、「もういい、撮れ撮れ。」と。人民たちは日本人が嫌いなんですが、日本人からお願いされると心を許しちゃう傾向があるんです。もうほんとこのツンデレ民族は。

三義殿ではなく忠義堂でした。劉関張

さあ、今日はもう1ヶ所行きますよ。車埠からバスに乗って大羅湖へ。そんなに遠くありませんから、すぐに着きました。ここには呉王廟があります。ここも以前に訪れたのですが、その時は中に入られず。ここも前回のリベンジです。

道路脇にある看板

廟の中から人民オッチャンが出てきました。挨拶をして中を見せてもらいます。中には孫権らしき像が祭られていますね。写真を撮っていると、オッチャンが電灯をつけてくれました。なんと優しい。さっきの心安寺の人民たちとはえらい違いで。その優しさが顔に現れているくらいのオッチャン。

いちおう真ん中が孫権像です

そして本日の目的は全て達成、日程をちょっとずつ早めて来ましたので、これで1日分浮いたことになります。頑張りましたね。そしてバスで赤壁市内へ戻りました。

さて、ホテルはどうしようかな。またCtripで探してみます。赤壁ではいつも安い宿に泊まっていたのですが、今回は三星ホテルになんか泊まってみることにします。金橋国際大酒店、ツインで154元です。まあ、三星なんですが、部屋はチェーン系ホテルに毛が生えた程度でした。値段も値段ですから、そんなもんですね。

そして近くのスーパーに買い物へ行き、ビールなどを購入。美味そうなメシ屋が見当たらなかったので、またカップ麺で済ませました。メシ屋を探してふらつくのは面倒なんですよね。遺跡捜索ならどれだけでも歩くのですが。

さあ、シャワーを浴びて寝ます。おやすみなさい。

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この記事を書いた人

四象八牛
四象八牛三国志旅游局日本局長