局長の四象八牛です。

昨日は睡魔に襲われて寝てしまいました。実は以前の職業病なのか、PCの前に座っているとこれまた眠くなってしまいます。日本にいるときは本当にロング・スリーパーです。中国を旅していると睡眠時間が短くても大丈夫なのですが。それはさておき、旅日記の続きです。

icon-tag201556日 長沙~耒陽~深圳~漳州

この日は、湖南省長沙から福建省漳州までの長距離移動です。高速鉄道の営業キロで約1,300kmを乗り鉄します。ただ1日移動だけで終えるのは勿体ないので、途中湖南省耒陽に立ち寄って、三国志遺跡1ヶ所を訪れてみる予定です。

朝、ホテルを出て長沙の地下鉄2号線に乗ります。長沙火車站から長沙南火車站まで移動です。高速鉄道の火車站は、以前の古い火車站ではなく、新しく作られた火車站を使っていることが多いのです。都市によっては東西南北の火車站があったり。慣れていないと混乱しそうですよね。

長沙南火車站

長沙南火車站からD2101次列車に乗り込みました。耒陽西火車站までは約230km、これを約70分ほどで突っ走ります。武広高鉄は最高時速300kmで営業運転していますので、在来線が止まって見えるほどかな。

D2101次 長沙南(08:15) – 耒陽西(09:29) 二等座69.5元

列車に乗り込みました

さて、耒陽西火車站に到着しました。まずは次に乗る列車の切符を発券しに窓口へ。次の列車までは約6時間あります。耒陽は以前何度か訪れているのですが、今回の目的地である谷朗墓へだけは行っていません。前回もチャレンジしたのですが、同じ地名に騙されて違う場所へ行ってしまいました。

耒陽西火車站に到着

谷朗墓は街からちょっと離れた場所にあります。6時間しかありませんので、タクシーでぶっ飛ばすことにします。火車站前を歩いていると、運転手が話しかけてきました。四象はまず運転手の顔を見ます。目の中に¥マークが輝いているやつは即却下。それから頭の悪そうなやつもダメです。

さて、この運転手、見た感じちょっとインテリっぽい。そして「亮源郷へ行きたいんだけど。」と伝えると、「知っている。ちょっと遠いけど、行くよ。」と言ってきます。「亮源郷睦村に谷朗墓があるんだけどさ、往復いくら。」と聞くと、「谷朗墓は知っている。でも遠いからな。400元。」とのこと。

人民の知っているっていうのはまったくもって当てにならない。でもこの運転手は耒陽の地図に谷朗墓が記されていることを知っていて、存在することは理解しているらしい。少なくともこのレベルなら合格でしょう。ちょっと高いと思ったのですが、400元で手を打ちました。

さて、車は出発。時間を考えると片道1時間ちょっとで行って欲しいかなと。いい感じで飛ばしていきます。この運転手、けっこう歴史的な知識もあるし、いい感じ。久々にアタリを引いたかなと嬉しくなりました。

車は睦村に到着。運転手が地元民に谷朗墓の位置を聞き込みします。さすが運転手も地元の人間ですから、方言もなんのその。普通話しか話せない四象だと地元民になかなか伝わらなかったでしょうね。何度か聞き込みをして、山道の前へ。車では入られないので、ここからは徒歩です。

ここから登って行きます

山といってもそれほど高い山はありません。しかし、墓一つ探すとなると広すぎる。墓だと思って行ってみると人民の墓だったり。途中、農作業をしている地元オヤジに聞き込みをしてみます。運転手が話しかけたのですが、答えは「知らない。」とのこと。おかしい。この近くにあるのは間違いないのだが。

まだ登ります

さらに話しが続きます。そして運転手が説明してくれました。「谷朗墓は以前盗掘されたことがあって、その場所を教えたくない地元民もいるんだよ。だから彼も最初は知らないって答えたんだ。」とのこと。確かにそういう問題があるのは感じていました。以前、別の墓を訪れたとき、一度目は綺麗だった封土が、二度目に訪れると封土に穴が開けられていたり。

しかし、なんとか谷朗墓へ到達しました。草が覆い茂っていて全体像がわかりにくかったですが、封土を囲っていた石が並んでいて、石像なのか石柱なのかも一本。まさしくこれが谷朗墓です。運転手も珍しがって携帯電話で写真を撮っていましたよ。

封土部分が凹んでいる

墓前の石柱です

運転手曰く、「地図に記されているから、もっとちゃんと保護されていて、観光できるようになっていると思っていたよ。」とのこと。これが三国志遺跡の現状なんですよ。保護されていなくても、残っているだけでどれだけありがたいことやら。でもこの運転手を選んだのは間違いなかったです。一所懸命探してくれましたからね。

さて、耒陽の街へ戻りました。まだ時間に余裕があったので、街中で降ろして貰いました。そしてしばらくプラプラ。餃子の店があったので、そこでお昼ご飯を食べました。そして市バスでまた耒陽西火車站へ。

G71次 耒陽西(15:28) – 深圳北(17:53) 二等座293.5元

次はG71次列車で深圳北火車站へ向かいます。営業キロは577km、約2時間半でかっとばします。そして深圳北火車站ですぐに乗り換え。D2320次列車で漳州火車站へ。厦深鉄路は最高時速200kmなので、ちょっと遅く感じられますね。それでも以前は在来線で一晩かかっていたのですから、わずか3時間半で到着なので便利ですよね。

D2101次 深圳北(18:55) – 漳州(22:20) 二等座138.0元

夜10時半ころ、漳州火車站に到着。ここから市内にどう行こうかな。後で調べてわかったのですが、列車の到着に合わせて市バスが運行されていました。でもそれを知らなかった四象は乗り合いタクで行くことに。Ctripで予約したホテルまで、このボリボリ運転手は「50元だ。」とか言ってきました。ふざけんじゃねえ。四象は手を払って、怒りモードです。深夜時間帯になるとはいえ、市内までならどんなに高くても30元。それも乗り合いですよ。

ボリボリ運転手は「ならいくらならいいんだ。」と聞いてきます。四象は「30元なら考える。」と言うと、あっさり妥結。運転手はさっさと他の客を探しに行きました。そして他に一人を捕まえて出発。途中、さらに一人を乗せて突っ走ります。それぞれ行き先が違うので、ちょっと時間がかかってしまいました。

一人降りた後、次は四象の行き先へ行く番です。運転手ともう一人の客は料金のことで延々ともめていました。ところが途中から話が変わってきて、あのホテルのあのサービスはいくらで、公安が突入したとか、どうとか。なまじ言葉がわかると、聞かなくていい話まで耳に入って来ちゃいます。あんたらも好きものですね。

さあ、ホテルに到着しました。漳州では2泊します。今回の旅で初めて同じ都市で連泊ですね。もう夜11時過ぎ。夕飯は、こんな時間でも開いていて、まあまあ食べられるもの。ああ、すみません、また悪評高いマクドですよ。蘭州拉麺でも見つければ、そっちへ行くのですが。

そして、シャワーを浴びて、就寝です。移動で疲れちゃいました。おやすみなさい。

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この記事を書いた人

四象八牛
四象八牛三国志旅游局日本局長