局長の四象八牛です。
文頭コメントは、省略。
2019年8月13日 韶関~広州~厦門
今日は広州へ行きます。高鉄に乗れば早いのですが、韶関高鉄站は郊外にありますし、広州南站も中心部からは遠いですからね。なので在来線の列車で移動することにします。これならホテルの隣りにある火車站から乗って、広州の中心部に到着です。
さっそく火車站に入ります。乗車する列車は少し遅れているようです。20分前後かな。それくらいなら別にいいでしょう。そして列車に乗り込みます。湖南省の張家界から来た列車なのかな。座席にはだいぶん空きがありますが、寝っ転がっている人民が多いです。まあ、四象の席には誰も寝ていないので、よしとしましょう。
K9005次 韶関東(07:48) – 広州(10:13) 硬座37.5元
そして2時間強の乗車です。高鉄だと1時間弱ですが、郊外の駅に行ったり来たりだとあまり変わらないですよね。広東で働いていたときにも、この辺りへよく来ていましたので、何度も乗った路線です。そして広州に到着。やっぱり人が多いですね。10時過ぎになると、もう暑いです。とりあえず朝食兼昼食で何か食べておきますかね。やっぱ李先生かな。
広州火車站には、出口を出てすぐのところに李先生があるので、もう他の選択はないですね。またお昼前なので、それほど混雑もしていません。咖喱牛肉飯を食います。本来なら、ここに麺もなのですが、お昼なのでやめておきます。そして今日の目的地までのルート検索、どうやらバス1本で行くのが良いようです。
広州火車站周辺だと市バスも多くて、乗り場がいくつにも分かれているのですが、今日の目的地である芳村茶業城へ行くバスは、始発でわかりやすい場所にありました。さっそくそのバスに乗り、芳村まで。
芳村でバスを降ります。道路が一部工事中で見渡しが悪いのですが、道路脇にはすでにお茶に関する店が並んでいます。ほぼ茶葉を売る店なのですが、中国茶と言っても種類は星の数ほどありますからね。とりあえず少し歩いてみて、お目当てのお茶を扱っている、良さげな店を探してみましょう。広州の茶城は初めてなので、まだちょっとおぼつかないです。
お目当てのお茶は、広東省潮州市の鳳凰単叢です。同じ広東省内ですから、このお茶を扱う店は多いのですよ。潮州人がここでお店を持つんですね。まだ時間も早いので、茶器も見てみることに。ありとあらゆる物が揃っているのですが、自分の好みの物を探すとなると、なかなか見つかるものではありませんね。ちょっと小さめの蓋碗などを購入しました。
さて、お目当ての鳳凰単叢なんですが、お店はいくつかあるものの、なかなかここはと思うような店がありません。ちょっとビルの方から離れて、平屋が並ぶ方へ行ってみます。ここで声をかけられましたので、このお店へ入ってみることにします。探していた店に近い感じですね。老板娘も潮州人でしたし。おすすめの鳳凰単叢を飲ませてもらいます。
少し安めの方から飲ませてもらうのですが、もうちょっと物足りないですね。そしてランクが上の物を飲ませてもらうと、やはり明らかに違いがあり、美味しい。もう罠にはまってますね。とりあえず今回は、まだ移動もあったのでたくさんは買わず、1斤程度にしました。それでも日本円で30,000円以上します。お茶ってそんなもんなんですよ。
3時間ほど、おしゃべりしながらお茶を飲ませてもらいました。途中、老板もやってきましたよ。ごつい方です。手も分厚くて、握手すると握りきれないほど。老板娘の方は、細身のいかにもな潮州美人です。また次回も来てみることにしましょう。さて、今夜は夜行列車で福建省まで移動するので、広州東火車站まで行くことにします。途中、夕飯の毒マクドです。
地下鉄で移動したのですが、ちょうど退勤時間と重なったためか、かなりの混雑でした。大都市はどこもこんなんなんでしょうね。田舎者にはちょっと耐えられない光景です。コンビニで飲み物などを買い、待合室へ。あとは列車に乗り込んでしまえば、寝るだけです。できればシャワーくらい浴びたいのですが、ちょっと無理がありますね。
K297次 広州東(20:26) – 厦門北(07:41) 硬臥下鋪236.0元
さあ、列車に乗り込みました。下段ベッドですから楽々ですね。これで明日の朝には、福建省の厦門です。到着してすぐの乗り換えなので、遅れないかどうかが心配ですが、どうにでもなるでしょう。それでは、おやすみなさい。
ちょっとお知らせ
2017年9月30日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書「蜀漢咽喉・漢中」という書籍を発行しました。陝西省漢中市および勉県に残る三国志遺跡18ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから漢中へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。
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