局長の四象八牛です。
文頭コメントは、省略。
2019年8月12日 韶関~始興~韶関
今日は韶関周辺のみの行動です。朝は6時頃に起床、ホテルの窓から外を見渡すと、ちょっと曇っていますね。今日の目的地は始興県隘子鎮です。韶関と始興、隘子は位置的にちょうど三角形の頂点になるような感じ。始興へ行って乗り換えるより、韶関から直接行けるバスがあれば便利なのですが。
とりあえずホテルの隣りにあるバスターミナルへ行きます。隘子行きのバスはあるか聞いてみると、あるとのこと。でも一日2往復かな、始発は9時過ぎなのだとか。まあ、今日は長距離移動もないので、このバスのチケットを買いました。そして時間までホテルでゴロゴロします。
さて、バスの時間ですね。バスターミナルへ行き、バスを待ちます。やってきた隘子行きのバスに乗り込みました。今はどのバスに乗っても、それなりに綺麗なんですけどね。でも、椅子がガタついていたりもあります。9時半になって、バスは出発です。隘子は、その名の通り山の中にある街。バスはどんどん山道に入っていきます。途中、景色もそれなりです。今じゃとんでもない田舎でない限り、道路も綺麗に舗装されています。グネグネと曲がりくねってますから、揺れはありますけどね。そして2時間ほどで隘子に到着です。
ここから直接韶関へ戻るバスは、午後に一本だけ。それまでの時間に目的地を訪れなければなりません。でもここからはそんなに遠くもないし、楽勝でしょう。徒歩でも行けそうですが、迷うと時間を無駄にしてしまうので、バイタク親父を使うことにします。人の良さそうな親父を選び、「ここに華佗廟があるらしいけど、行けるか」と聞きます。親父は「お、華佗廟か。知っている。行こう」と言います。まあ、料金も安くはないけれど、最近は相場もあがってますからね。この親父のバイクで行くことにしました。
そして15分ほど走ると、華佗廟に到着です。本来は古廟と呼ばれているらしいのですが、ここに住む華氏一族は、華佗の末裔なのだとか。それでここには華佗が祭られているのです。しかし残念ながら誰もおらず。施錠された扉を開ける術がありません。隙間からは中の様子は見えるんです。確かに中央には像が祭られており、ちょっとヨーダっぽい華佗像があります。スマホのカメラでは真っ暗でしたが、大きなカメラで感度を上げると、なんとか認識できました。
さて、本日の目的は早々に達成です。親父が「ちょっと休憩しよう」と言うので、日陰でそよ風に当たりながら、雑談します。そしてしばらくして、街へ戻りました。親父は「今日の仕事はこれで終わり、家で昼飯だ」と帰っていきました。まあ、四象から一日の稼ぎ分を取ったんでしょうね。ホクホクなんでしょう。それでも往復で60元くらい。あとはバスの時間まで、日陰で座ってました。暑い中動き回れないです。
バスの時間になりました。チケットを買おうとすると、端末でパスポート番号を入力できないからと、バスに乗って直接買えと言われました。まあ、外国人は滅多にこない場所でしょうから、仕方ありませんね。そして来た道をそのまま戻り、韶関まで。今日はたったこれだけですが、いいでしょう。
韶関に到着、そのまま火車站に行き、明日と明後日に乗る列車の切符を発券してもらいます。明日は広州まで戻り、ちょっと茶城へ行き、夜行列車で福建省へ向かうつもりです。あとはホテルへ戻り、シャワーに入ってゴロゴロ、ちょっと遅い昼寝です。
夜になって、少し街の方へ歩いていきます。夕飯は、味千拉麺にしました。けっこうどこでも店舗があるようになりましたね。味も一定しているので、ハズレがない。だからどうしてもチェーン系の店に入る傾向が強いです。もちろん他にも美味いものはたくさんあるのでしょうけどね。その店を探すほどの情熱がない。ハズレると落ち込みがすごいので。飯は大切ですからね。
さて、ホテルに戻って、またシャワー。あとはウダウダしながら眠くなるのを待ちます。明日は、すぐ隣りにある火車站からの乗車ですから、楽々ですよ。それでは、おやすみなさい。
ちょっとお知らせ
2018年9月24日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書の新刊「魏武故里・亳州」を発行しました。曹操の故郷である安徽省亳州市に残る三国志遺跡16ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから亳州へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。
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