局長の四象八牛です。
今日は仕事が休みだったのですが、気が抜けてゴロゴロしまくってしまいました。気温もグッと低くなり、布団から出るのも億劫になる季節がやってきましたね。それはさておき、旅日記の続きを。
2015年9月24日 阜陽~亳州
さて、阜陽での目的地は口孜鎮です。ネットで調べると渦陽南路のバスターミナルからバスが出ているとの情報だったのですが、行ってみるとバスターミナルが消えていました。まあ、中国ではよくあることです。開発のスピードに情報の更新が追いついていない状況ですね。
まあ、乗りたかったバスはちょっと戻った潁河東路で乗車できたのでよしとしましょう。楊楼へいくバスが口孜を通過します。口孜へ行く道、工事中でバスのスピードがあまり上がりません。阜陽市内からは25kmくらいだと思うのですが、かなり時間がかかってしまいました。そしてやっと口孜に到着です。
口孜での目的地は徐庶の母の故里です。そこにお墓があるんですよ。徐庶の母の墓と言えば許昌の南にもありますね。あっちは曹操のもとで自殺した徐庶の母が埋葬された地なのか。まあ、どちらにしろ確かなことはわかりません。
口孜の街から徒歩で進んでいきます。ところどころで人民に聞き込みするのですが、みな墓のことを知っていますね。徐庶母墓と聞き込みすると、人民は徐母娘と答えてきます。ちょっと遠回りになりましたが、なんとか墓のある単家潭に着きました。徐庶の母の姓は単だそうです。徐庶も最初は単福と名乗っていましたから、母の姓を使っていたのでしょうね。
そして徐庶母墓に到着。畑の中にあって、周りはトウモロコシが覆い茂っています。墓は封土ん周りにレンガが積まれていて、なかなか立派。近年立てられた墓碑もありました。徐庶の母、こんなに扱いがいいんですよね。
ちなみに単家潭の近く、釣台村は徐庶が子供の頃に釣りをしていた場所なのだとか。今となっては地名しか残っていないようですが、徐庶釣魚台とかもあったらしいです。また、竹林七賢の一人である劉伶の墓もあるらしいのですが、確認できませんでした。
さてさて、これで目的は達成です。阜陽へ戻ります。街へ戻るともうお昼近く、やばい、また列車に乗り遅れるかも。昨日、切符をお昼前後の一番遅い時間の列車に変更しておいたのですが、バスが思ったよりも遅く、また時間ギリギリになってしまいました。予定では阜陽火車站の李先生でお昼を食べようと思っていたのにです。
バスを降りて、火車站に向かうバスを待つのですが、こんなときに限ってなかなか来ないんですよね。しかたないのでタクシーに乗り込みました。どうせそんなに遠くないので、ワンメーターです。そして阜陽火車站に到着、なんとか間に合ってZ186次列車に乗り込みました。亳州までは1時間です。
Z186次 阜陽(12:34) – 亳州(13:30) 硬座16.5元
亳州に到着しました。火車站前にはガンダム曹操像がデーン。何度見てもいいですねえ。午後はまず古井鎮へ行くことにします。バスで亳州汽車北站へ、そこから古井行きのバスに乗りました。古井へ向かう途中、車窓から大きな曹操像が見えました。さすが曹操の街ですね。この曹操像もあとで立ち寄って見てみましょう。
さて古井に到着です。ここは古井貢酒の街です。酒工場が立ち並んでいます。三曹酒業とか小さな酒工場もたくさんあるようです。その中でも一番大きな工場はやはり古井貢酒の工場でしょうね。そこに併設された古井酒文化博覧園に入ります。門票がなんと60元もします。う~ん、高いですねえ。最近はもう門票があるところには極力入らないようにしています。はっきり言って、金の無駄ですから。
古井酒文化博覧園は、古井貢酒の博物館です。宋代の井戸や明清代の酒工房跡を見ることができます。そしてそこにもあそこにも曹操が。曹操ファンにとってはなかなか嬉しい場所になっています。現在の古井貢酒は蒸留酒である白酒で、曹操が考案したとされる九醞春酒とは違うようですけどね。
そして一番のお目当ては、天宝坊内にある曹公祠です。天宝坊に入ると醸成中の酒の匂いが漂ってきます。もうそれだけれ酔ってしまいそう。その中に曹操を祭った曹公祠があるのです。まあ、近年観光用に造られたものなんですが、なかなかいい感じですよ。
このあとはまた亳州の街へ戻ります。そうそう途中にあった、あの大きな曹操像も見ていかないとダメですね。バスを途中下車しました。古井酒神広場、でもまだ造成中でした。入口には門衛がいて、中には入られないようです。でもまあ、せっかく来たんですからねえ。四象お得意の駄々こねで門衛オッチャンもお手上げ、中に入れてもらいました。ここの曹操像もなかなか巨大ですよ。
さあ、本日の目的は達成です。亳州の街へ戻って、またマクドなんかで夕飯を食べたりします。Ctirpでホテルを検索して、予約しました。よく宿泊しているチェーン系のホテル如家酒店です。予約も終わったので、スーパーで夜食を物色していると電話がかかってきました。Ctripからです。だいたいCtripから電話がかかってくるのは、何か問題があった時だけです。案の定、外国人は宿泊できないホテルだとのこと。チェーン系でも街によっては外国人が泊まれないこともあるんですよ。
まあ、何度か同じようなことがあったし、仕方ないのでキャンセルしてもいいよと伝えました。するとCtripのオペレーターがもう一度ホテルに聞いてくれるとのこと。しばらく待っていると、また電話がかかってきました。すると如家酒店をよく利用しているので、今回は特別に宿泊できるとのことでした。よかったです。まあ、ちょっとゴニョゴニョがあったのですが、四象は宿泊できればいいので。はい。
そしてホテルにチェックイン。如家酒店の大床房126元で2泊します。そしてシャワーを浴びて、マクドで買ったバナナパイを食べて、ビールを飲んで就寝です。おやすみなさい。
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