局長の四象八牛です。
すでに2020年夏。2019年の年末年始の旅を終えて帰国、それから大変な事態が続いています。ちょうど帰国したあたりから、新型コロナウイルスによる感染症が大流行。それにより、今年予定していた渡航予定も取り消しです。旅日記を書かずに1年も放置したのは、ただのなまくらですが。
2019年8月10日 日本~香港~珠海
さて、今回も自宅から近い空港を利用します。それでも車で1時間半はかかってしまうのですが、公共交通機関ではないので、時間には余裕がありますね。地方の空港ですから、駐車場を利用するときも無料になります。
今年から夏スケジュールだけですが、香港のキャセイが週2便で就航しました。やはり週2便程度だと、旅の行程を組むときに苦労してしまうのですが、とりあえず一度は利用してみることにします。お盆ですし、往復で50,000円ちょっと、まだ手の出せる金額ですね。
夏の間、やはり台風の影響がよく出ます。今回も大型の台風が中国大陸沿岸を進んでいました。そのため上海便は欠航となっています。でも香港便は飛ぶようですね。よかった。日本海側の地方空港なのに、キャセイはなぜかA330という大型の機材を飛ばしてます。乗客もそれなりにいるのですが、やはり満席にはなりませんよね。
8月10日 CX575 小松(16:30) – 香港(19:45)
チェックインも済ませました。特に遅れもなく飛ぶようです。キャセイは初めてなんですよね。そして久々の大型機、通路が2本ありますねえ。前方のビジネスなどには、ほぼ乗客はなし。まあ、そんなもんですよ。お盆ですし、出張者も少ないでしょうから。機内食を食べ、あとはデマンドで音楽を聴いたり。東航の便では、なかなか体験できない。
何事もなく香港に到着。入境審査も済ませました。今日は珠海まで移動して、宿泊しようと思っています。いつもならフェリーで珠海や中山まで移動していたのですが、さすがに到着が20時を超えてますので、もう間に合いません。でも今は他の方法があるんですよ。そう、港珠澳大橋が開通しているんですよね。しかも24時間移動できるんだそうで。
香港空港から、まずは大橋香港口岸へ移動します。すぐ近くのようですが、徒歩では移動できないのかな。とりあえずB4バスに乗って行きます。10分ほどで到着です。移動方法をあまり詳しく調べてなかったのですが、行きあたりばったりでなんとかなるでしょう。大橋口岸では、珠海へのバスのチケットを買い、香港を出境します。
さて、珠海行きのバスに乗り込みます。あたりはもう暗くなっていますね。港珠澳大橋を走ります。時間帯なんでしょうか、走っている車はほとんどいませんね。もしかしたら普段の需要もこれくらいなのか。それでもこの橋があれば、香港から珠海や澳門へ行くには便利ですよね。フェリーより安いし。
バスで1時間ほど走ったでしょうか。珠海側の港珠澳大橋口岸に到着です。ここも無駄に大きな建物ですね。まあ、こういう箱物が大好きですからね。バブリーな中国様には敵いませんよ。今晩のホテルは拱北にとってあります。口岸からはまたバスで移動です。近くにありそうで、数kmの移動になってしまいますから、徒歩では無理。
またバスで拱北の珠海站へ向かいます。ここもスマホで料金を払おうと準備していたのですが、バスに乗り込むとアプリが違うと言われ。使えるはずのものが使えないと困りますよね。バスはすぐに発車するのに。でも係員のオネエチャンがちょちょっと違うアプリで使えるようにしてくれましたよ。
珠海站に着きました。とりあえず明日乗る列車の切符を発券しておきます。自動発券機ではパスポート使えませんでしたので、窓口で。そして歩いてホテルへ向かいます。やはり蒸し暑いですね。すぐに汗が吹き出てきます。エアコンの効いた地下街へ入って、進んでいくことにします。そしてホテルに到着。
名前からしてパクりっぽいホテルです。フロントへ行くと、もう部屋はないよと言われました。そうですね、旅行シーズンですから。でも予約はちゃんと入っていましたので、大丈夫です。火車站から近く、値段も安かったので選んだのですが、やはり部屋は微妙です。でも妥協できる程度です。夜も遅くなり、食事を摂るのも面倒になったので、近くのコンビニでカップ麺を買って、食べてお終いです。
さて、シャワーに入って、汗を流しました。これにて就寝です。暑い日が続きそうですが、明日からはまた頑張って遺跡巡りですよ。それでは、おやすみなさい。
ちょっとお知らせ
2017年9月30日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書「蜀漢咽喉・漢中」という書籍を発行しました。陝西省漢中市および勉県に残る三国志遺跡18ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから漢中へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。
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