局長の四象八牛です。
次のGW、日本は10連休だと騒いでいますが、中国では先日五一の休日調整が新しくでたようで、5月1日から4連休なんだそう。余裕のある人達は4月28日から有給で休み、27日の土曜日と合わせて8連休にするんだとか。そしてその発表後には航空券の争奪戦が始まり高騰。さすが中国ですね。
2019年1月5日 昆明
帰国前の最終日になります。今日は昆明でブラブラするだけにしましょう。朝もゆっくりと起きました。さっそく昨晩見かけた饅頭屋に行ってきましょうか。だいたい買うのはいつも決まっているんですけどね。大肉と豆沙です。ここのは皮がちょっとバサッとしていますね。どうやら使われている水の水質が違うからだそうで。
さてと今日は先に昆明郊外の方へ行ってきますかね。以前一度訪れているのですが、まだちゃんとあるのかどうかを確認しに行きます。市内でバスを一度乗り換えて、片道1時間弱でしょうかね。バスを降りてから10分ほど歩くと到着です。着いた先は雲南民族大観園、ここは孔明が南征時に営を設けた場所なのだとか。中には孔明と孟獲たちの像があります。
雲南民族大観園、ゲートが閉められています。そして内部改造中の看板もありました。どうやら閉鎖中です。門衛がいたので「ちょっと中の孔明像を見せてくれよ」と言ってみたのですが、頑なに断られました。しばらくゲートの前で中を見ていたのですが、門衛も態度を変えず。まあ、一度来ているからいいのですが。ゲートの前に車を停めていた白タクらしきオヤジに話しかけてみると、「ここは倒産しちゃったんだよ、今じゃ政府が言う額の税金を払わなかったら、すぐにこうなるよ。もともとここの老板はそんなに金持ってなかったしな」とのこと。いつものことですが、改造中は建前です。転売できなければこのまま閉鎖ですね。
いつまでもここにいても時間の無駄ですね。バスでまた市内へ戻ります。一度ホテルへ戻り、カメラを置いて身軽になりました。これから茶城へ行ってみましょうかね。軽軌に乗って移動します。昆明も便利になりましたね。以前はバスで道路も混雑、そしてスリが多かったんですよ。今じゃそんな感じじゃなくなりましたけど。
そして茶城に着きました。中に入ってみるとかなり広いですね。お茶関連の店が軒を並べています。そしてその隣は茶葉市場です。これならしばらく時間を潰せそうですね。さっそくいくつかの店を覗いてみます。
茶葉に関しては、やはり普洱茶がメイン、そして滇紅。まあ、そうだろうなとは思っていましたが、あまり興味がわきません。滇紅も茶葉の形状でいろいろと種類があるようで。でもなんだか美味しそうに見えないなあ。逆に茶器を売っているお店も多くて、こちらは品揃えが多いです。時間もあるので、いろいろと見て回りますが、ちょっと小腹が空きました。先に昼飯を食べに行きます。
空腹を満たしたあと、また茶器を見て回ります。日本ではなかなかないような物が多く販売されています。さすが茶文化に関しては中国ですかね。とりあえずちょっと気に入った蓋碗と茶杯があったので、それを買いますかね。あとは茶葉を置く皿ですかね、カエルちゃんがよかったので、買ってしまいました。茶葉の購入は断念。
茶城で夕方まで時間を潰しました。好きならなかなか楽しめる場所だと思います。そしてまたホテルへ戻り、ちょっと荷物を入れる袋などを買いに行きますかね。ホテルから歩いてカルフールへ行ってみることにしました。途中、別の大きなショッピングモールなどもあり。どんどんと街が変わっていっていますね。
先にちょっと中国銀行へ行きます。口座に余った人民元を入金しておきます。今じゃ切符を買うときや、微信で支払いをするときなど、口座にお金を入れておかないと不便ですからね。財布の中の小銭は少なくなりましたが、微信で支払うことが多くなったので問題ないです。ただ中国はすぐに規制が厳しくなりますからね。特に外国人がお金に絡むサービスを利用しようとすると、難しい問題が多くなる傾向です。
さてとカルフールで買い物です。まあ、必要なものは多くないので、ちょっと見て回るくらいです。荷物を入れる袋、保温袋でよさげな大きさのものがあり、それを購入します。あとは飲み物やちょっとした食べ物だけです。お土産になりそうなもの、特にいいなと思うものもなく。
そしてレジの方へ行きます。なになに、ここもセルフで支払いができると。スマホにカルフールのアプリを入れて、商品のバーコードを読み取りながら買い物、あとは精算機にスマホのQRコードをかざすだけで終わり。これも微信アプリの応用だそうで。まあ、ちゃんと機能すれば便利だと思いますよ。ただカゴに入った商品とちゃんと精算されているかのチェック、何か仕掛けがあるようで、それがうまく機能しなければ、店員が人力チェックなんですね。そのうち改良されるんでしょうけど。四象もやってみました。でも買うものが多ければ面倒かな。
さあ、あとは夕飯を食べてホテルに戻りましょう。昨日食べた餃子が美味しかったので、また行きます。お店に着くと老板娘が店じまいの準備をしていました。「もう終わったの」と聞いてみると、「まだ大丈夫よ」とのこと。可愛い娘ちゃんもいますね。「あっちで食べ物買ってくるの」と出ていきました。そして四象は餃子を食べます。うまあ。
そしてホテルに戻り、荷物の整理など。明日は帰国です。明日の朝は早いので、さっさと寝てしまいましょう。おやすみなさい。
2019年1月6日 昆明~上海~日本
帰国日です。昆明から上海経由で日本へ戻ります。まずは昆明長水機場へ向かいます。ホテル近くからリムジンバスが出ていて、昨日聞いたときには朝5時前からバスが出ているとのこと。そのバスに間に合うように乗り場へ行きます。するといつものことですが、乗り合いタクのオヤジが声をかけてきます。料金はバスと同じ、あと一人で出発と言いますので、それに乗ることにしました。車の方が速いですしね。
空港へは思ったより早く着いてしまいました。まあ、余裕があることはいいことなので、よしとしましょう。とりあえず東航の自動機でチェックインしました。上海から日本までのチェックインはできませんね。上海での乗り継ぎ時間が短いので、ここでできればいいんですが。
その後、しばらく座って時間を潰します。すると東南アジア系の女の子に声をかけられました。「荷物を預ける場所がわからない」とのこと。いや、けっこう上手な中国語ですよ。どうやらボーディングパスの見方がわからず、航空会社のカウンターがどこかわからないようですね。スマホで検索して、そのカウンターまで連れていきました。
そしてまたウロウロしていると、東航の国際乗り継ぎカウンターがありました。なんだよこっちでチェックインするんかいな。とりあえず並んで手続きをしておきましょう。後ろに中国人が並んでくるんですが、大体は国内線利用だけの乗客。「こっちのカウンターじゃないよ」と教えておきます。四象は上海から日本へのボーディングパスを発券してもらいました。
1月6日 MU747 昆明長水(07:30) – 上海浦東(10:30)
とりあえず飛行機は定刻通り飛び立ち、定刻より早く上海浦東に到着しました。実は今回の航空券を買ったあと、フライトの時間変更がかなりあったんですよ。そして上海での乗り継ぎ時間が2時間から1時間半になってしまったと。ただ昆明からのフライトはいつも定刻より早く着いていましたし、上海は東航の本拠地ですから、いざとなったら裏の通路を使ってササッと通してくれますからね。
思ったとおり、トランジットカウンターの方へ行くと裏の通路を通されて、すぐに出国審査を済ませ、国際搭乗の方へと出してくれましたよ。以前は武漢からの乗り換えで、出発まで15分のところで同じ経験をしていますからね。それに比べれば、今回は可愛いもんです。ちょっと余裕をカマして免税店などを覗いてみますかね。
もちろん空港価格なので何かを買うことはないのですが、何があるのかなという興味だけはあります。もちろん中国茶もいろいろと売られていますよ。でも値段と質が見合わないんじゃないかなと半信半疑です。あゝ、年末年始に亳州を訪れていたはな局員も近くにいたそうです。ばったりと会うことはありませんでした。
そして搭乗口の方へ行くと、すでに搭乗が始まっていました。いやはや、余裕をカマしているとこんなもんですよ。そしてお決まりの沖止めですから、バスで移動です。昆明からはB737でシートピッチもそれなりにあったんですが、これから乗るA320は狭かったです。デブには辛い仕様で。
1月6日 MU719 上海浦東(12:00) – 名古屋中部(15:05)
無事に上海を離陸しました。あとは機内食くらいしか楽しみがありません。スイカとかついてきますからね。いや、微妙。でもないよりはいいかな。この時期は西からの風が強いんでしょうか、東へ向かう便は定刻より早く着きますね。そして四象も無事に日本へ帰国しました。
さあ残るは帰宅です。名鉄、高速バス、車と乗り継ぎます。これにて年末年始の旅2018はお終い。次は10連休とされるGWですね。四象はなぜか9連休になってしまいましたが。とりあえず次回は地元の空港から飛ぼうかなと。そろそろ名古屋や大阪まで出るのが苦痛になってきましたので…。それではまた。
ちょっとお知らせ
2018年9月24日に、三国志旅游局から三国遺址探訪叢書の新刊「魏武故里・亳州」を発行しました。曹操の故郷である安徽省亳州市に残る三国志遺跡16ヶ所をまとめた書籍です。興味のあるかた、これから亳州へ行ってみようと思われている方は、是非ご購入ください。
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