局長の四象八牛です。
昨日はせっかくの金曜日だというのに、夜はポックリと寝てしまいました。BSでレッドクリフが放送されていたんですよね。録画はしてあるので、あとでゆっくり見てみます。実は寝る前に2分ほどだけ放送を見たんです。趙薇の孫尚香が体に巻き付けた地図を開くところ。なんというか、ああいう現代的発想が歴史物に入るのは、好きではないですね。それはさておき、旅日記。
2014年8月13日 重慶~江安~宜賓~成都
今日は3泊したホテルをチェックアウト。重慶北火車站の前にある龍頭寺汽車站からバスに乗って四川江安へ向かいます。バスですよ、バス。鉄路が通ってないので、バスです。チケットは昨日購入しておいたので、発車時刻に合わせて乗り場へ行くだけです。
そしてバスは発車しました。しばらく走って、菜園壩の重慶火車站の方にあるバスターミナルにも寄ります。江安までは約250km、4時間ほどの乗車です。バスは何ごともなく、江安のバスターミナルに到着しました。そこからバスを乗り換えて、紅橋鎮へ向かいます。この辺りは蜀南竹海とよばれる竹林が広がる地帯です。四象はバスの中で寝てしまいました。
そして紅橋鎮に到着。本日の目的地は、ここにある孔明祠です。四川省の南部にあって孔明関連というと、もう南征の遺跡しかありませんね。大体は孔明が立ち寄ったとされる場所に、孔明を祭る祠などが設けられるのです。昨日の吹角壩孔明洞もそうですね。
孔明祠は梅嶺山にあるらしいのですが、梅嶺山はどこなんだろう。たぶんバスの終着点の裏山がそれのはずなんだけど。バイタクのニイチャンがいたので、聞いてみました。確かにこの裏山が梅嶺山で、山上に孔明祠があるとのこと。登り口まで連れて行って貰いました。
さて梅嶺山に登っていきます。まあ、それほど高い山ではないし、遊歩道もあるので登りやすいのですが、とにかく暑い。もう汗ダラダラです。途中、立ち止まっては汗を拭き、なんとか登っていきます。そして着きました、孔明祠です。なかなか立派な門がありますね。
中に入ってみると、人民じいちゃんとばあちゃんが数人いました。挨拶をして中を見せて貰います。雰囲気からして、何やら仏教寺院としても使っているような。それはさておき、孔明像を拝みます。青い衣を纏った孔明像、なかなかの出来です。しかし、ここは写真を撮らせてくれないんですよ。
人民じいちゃんに話しかけて、いろいろ聞いてみます。まあ、ちゃんと答えてはくれるんですが、しきりに手元のノートが動きます。そう、あれですよ、あれ。じいちゃんは「おらおら、ちょっとお布施して行けよ。」のオーラが漂っています。四象はなんだか仏教系の施設が嫌いなんですよね。坊主たちもみんなこんな感じ。腹の中は金、金、金で。道観の方は本当にいい人が多いのですが。なんでなんでしょうね。
さあ、目的のものも見たし、移動を続けますか。確か紅橋鎮は、以前に一度通過したような気がするんですよ。そのときの記憶が確かなら、ここから興文発宜賓行きのバスに乗られるはずです。でも、しばらく待ってもバスが来ません。おかしいな。さっきのバイタクのニイチャンのところまで戻って、聞いてみます。すると道路工事中で、バスが迂回して、紅橋には来ないとのこと。
紅橋の東側にある橋を渡ると、すぐに興文県です。そこのバスに聞いてみると、宜賓行きバスが迂回路に入るところで降りられるとのことで、そのバスに乗り込みました。そして、途中下車、しばらく待っていると宜賓行きのバスが来ました。これでなんとか宜賓まで行けます。
そして宜賓に到着しました。時間に余裕があるので、まずは夕飯でも食べますか。ダラダラ歩くのも面倒なので、目の前にあった必勝客(ピザハット)に入ってしまいました。必勝客のピザは美味しくないので、パスタなどを注文です。量も多くはないので、ちょっと物足りないかなあ。
そして市バスで宜賓火車站へ移動しました。夜行列車で成都へ向かいます。でも発車時刻は23時59分です。しばらく火車站前で夕涼みします。近くには学生の団体が騒いでいます。夏休みですから、どこか旅行へ行くんでしょうね。
さあ、時間になりました。K854次列車に乗り込みます。切符は数日前に12306で買っておいたのですが、中段ベッドです。やっぱり下段の方が好きだなあ。翌朝には成都に到着です。
K854次 宜賓(23:59) – 成都(06:33) 硬臥中鋪101.5元
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