局長の四象八牛です。

もう4月末ですが、今年は朝晩まだ寒い感じがします。夜中に目が覚めると、ついついエアコンをつけてしまったり。あゝ、もうすぐゴールデンウィークですね。今年は10連休にしやすいのですが、四象は3月末にいったばかりなので、泣く泣く自宅待機することにします。

icon-tag2016327日 略陽~漢中~勉県

昨晩、甘粛省甘谷から乗った列車、朝方に陝西省略陽に到着です。秦嶺山脈を越えるので乗車時間が長くなります。最初は陽平関まで行き、そこから列車を乗り換えて漢中まで行こうかと考えていました。しかし、接続列車の時刻がよくなかったため、略陽で下車。そこから高速バスで漢中へ向かいます。

略陽火車站に到着

略陽火車站からバスターミナルまではちょっと歩きます。火車站前には漢中勉県へ行く車の客引きがいましたが、今回はバスでいいでしょう。嘉陵江にかかる橋を渡って15分ほど歩いたでしょうか。バスターミナルに着きました。漢中行きの高速バスは6時35分の出発、ちょうどいい時間です。

チケットを買いました

そして高速道路を走り、約2時間ほどで漢中に到着です。勉県より先に漢中へ来たのは、今日が日曜日だから。漢中市博物館は月曜日が休館日なので、明日だと入られないのです。まずはバスターミナルで用を足したのですが、建物は立派なのにトイレはかなりのものでした。いやはや。

漢中高速客運站の方です

まだちょっと時間も早いので、先に東塔へ行きますかね。東塔の場所は、傷を負った龐徳が療養した場所だと言われています。でも現在は学校の敷地内にあるんですよね。四象は過去2回ほど訪れていますが、そのときはすんなりと入られました。今回も大丈夫だろうと思っていたのですが、なかなか苦労することに。

日曜日だからなのか、学校の門は閉められていました。門衛の姿が見えたので話しかけてみます。せっかく来たのだから中に入って東塔を見たいですからね。しかし門衛オヤジは頑なに拒否。困りましたね。仕方ない、はな局員のために四象が伝家の宝刀を抜きますか。

門衛オヤジの様子を見ていると、頑なに拒否していますがまだつけ込む余地はありそうです。四象はしつこく「入れてくれよ。」と頼みます。門衛オヤジは建物内に隠れたりしています。まあ、なんというか実は優しいツンデレかも。

しばらくしてもう一人門衛オヤジが来ました。すると先の門衛オヤジも根負けしたらしく、後から来た門衛オヤジに話をして門を開けてくれましたよ。これでやっとなかに入ることができます。

龐統養傷処

せっかく入ったのですが、東塔の前には柵ができていて近づけませんね。塔身に嵌められている石碑に龐統のことが書かれているのですが。塔の前には粗大ゴミが積まれていて、写真を撮るのにも一苦労です。まあ、今回はこれでよしとしましょう。

さあ、お次は本日のメインイベントでしょうか。漢中市博物館へ行きます。東塔からは近いので、歩いていきます。古漢台が博物館になっています。大きな観光バスが何台も停まっていて、人民ツアー客で溢れていますね。

漢中市博物館の古漢台

漢中市博物館は入場無料です。窓口でパスポートを出すと門票をくれます。大きな荷物は入口脇のところで預かってもらえます。そして入口で登記して中に入ります。まあ、登記も形式的なだけのようで、人が多いときには書かなくても大丈夫のようでした。

ここは今回はな局員の最も大事な目的地のようです。そう、博物館内に石門漢魏十三品と呼ばれる、漢中近郊にある石門から切りだされた摩崖石刻があり、その中の1つに魏王曹操の書だと言われている「袞雪」があるのですよ。

漢台などは見向きもせず、後方にある碑林の方へと向かっていきます。あゝ、ちょっと待って、せっかく碑林に来たので先に張嶷墓碑だけは見ておきましょうか。はな局員はそれどころではないかもしれませんがね。

漢盪寇将軍張嶷之墓

さあ、いよいよ「袞雪」とのご対面です。さすがに曹操の書ではないかと言われているだけあって、人民にも人気です。この前で立ち止まる人民はかなり多いのです。残念ながら漢中市博物館は一昔前のもので、展示室の遮光などはよくありません。最近建てられた博物館なら設備もかなりよいのですが、それに比べると見劣りしてしまいます。でも展示物は素晴らしい。

魏王「袞雪」

さて、はな局員は前々からこの「袞雪」の拓本が欲しいと言っていました。ネットではすでに販売されなくなっているとかいう話も。淘宝などでは売られているものの、本物なのかどうかという心配もあります。でもここ漢中市博物館で買えば、本物と保証されたものでしょう。まあ、中国なのでやはりやってくれるのかもしれませんが。

さっそく敷地内の土産物店に入ります。「石門」などの拓本には値段が付けられて置かれているのですが、「袞雪」は拓本が展示されているだけで見当たりませんね。売店のオバチャンに聞いてみます。するとあるとのこと。値段も聞いてみると、さすがにそれなりの値段ですね。しかも値切りなしだとのこと。

ここではな局員、奮発しました。「袞雪」の拓本ご購入です。そして四象も買ってしまいました。2枚も売れた売店のオバチャンはウキウキでしたよ。まあ、せっかくここまで来たのですから、曹操迷として買わなければならないでしょう。いや、一挙に手持ちの人民元が消えてしまいました。

魏王「袞雪」の拓本だ

さて、これを手に入れればもうここに用はないとばかりに、もう一度だけ「袞雪」本体を拝んで博物館を後にします。はな局員の人民元はすっからかんに近くなったので、どこかで両替しなければなりません。博物館近くの中国銀行は日曜日で閉まっていました。

次の目的地は勉県です。まずは市バスで漢中汽車站へ向かいます。すぐ近くに古虎頭橋の石碑があるので見てみましょう。「馬岱斬魏延処」の石碑です。これはけっこう有名ですね。

古虎頭橋

ついでにすぐ近くの中国銀行へ。こちらは営業していましたが、土日は外貨両替をしていないとのこと。まあ、仕方ありませんね。しばらくは手持ちの人民元でほそぼそとやっていきましょう。

そしてバスでで勉県へ向かいます。1時間ほどで勉県に到着しました。まずはホテルを探します。Ctripで見ていたのですが、外国人が宿泊できる手頃なホテルが見つからなかったので、飛び込みで探すことにします。バスを降りた近くにあったホテルで聞いてみると、外国人でも泊めてくれるとのこと。今日の宿はここにしましょう。

ホテルに荷物を置いて、次なる目的地へ。はな局員が先に劉備漢中王設壇処へ行きたいというので、そちらへ向かうことに。しばらくバスを待ちますが、勉県のバス路線がいまいちよくわかりません。仕方ないので、歩いて行くことにします。途中、けっこう三国を冠するお店を見かけます。さすがに勉県でしょうかね。

三国覇王牛肉

 あゝ、三国広場には孔明像もありました。まあ、孔明の墓もある勉県ですから当たり前ですよね。さすが三国志の街です。

諸葛亮記念像

そして結局ながら、劉備漢中王設壇処のある村まで歩いてしまいました。設壇処の前まで来ましたが、やはり扉が閉まっていますね。近くの人民に聞いてみると、管理人が近くに住んでいるとのこと。言われた方へ言って、人民住宅の中にいたオバチャンに声をかけてみました。

開かずの扉

このオバチャン、管理人ではなかったのですが、鍵を持った管理人を呼んできてくれるとのこと。しばらく設壇処の前で待っているとオバチャンが戻ってきました。しかし、鍵を持っている管理人がお出かけ中で、いつもどるかわからないとのこと。仕方ありません。このオバチャンに明日また来ることを伝えます。明日は入られることを期待しましょう。

午後はまだ時間があるので、方向が同じ楊修墓へ行くことにしますか。国道に出てバスを待っていると、相乗りのタクシーが停まったので、それに乗り込みました。しばらく走って、楊修墓の近くで降ります。漢中から勉県に向かうとき、車窓から現状を確認していたのですが、着いてみると墓の半分はえぐられてしまっていました。

えぐられた楊修墓

近くのレンガ工場が土を採取するので、どんどんとえぐられてしまった楊修墓。でもその断面を見ても墓室らしいものもありません。まあ、ただのいい伝えだったのかもしれませんね。周りには油菜が咲き乱れていましたが。

さてさて、勉県の街へ戻ります。1路バスが来たので、それに乗ってホテルの前まで戻りました。そこから3路のバスに乗り換えて馬超墓祠へ行きます。近づくに連れて、すごい渋滞になってきました。とにかくバスを降りて、馬超墓祠へ入ります。馬超祠の中はちょっと寂しいんですよね。もうちょっとなんとかできないものか。

ちょっと寂しい馬超祠

そしてその後方にある馬超墓へ向かいます。こちらの方は以前に比べて綺麗に整備されていますね。整備された歩道からは陝南武侯祠の方へも行けるようです。しかし、はな局員は孔明にあまり思い入れがないということで、今回は武侯祠をパスします。

馬超墓です

さあ、馬超墓祠を出ます。前の通りは大渋滞です。先に向かい側へ渡り、もう1つの馬超墓碑を見ておきます。こちらも以前は野ざらしだったのですが、碑亭が建てられ、その中に収められていました。

もう1つの馬超墓碑

そしてまた3路バスに乗って陽平関へ向かおうと思ったのですが、この大渋滞。さらに来るバス来るバス、学生の大軍で超満員。日曜日ですからね。学校の宿舎へ戻る学生が山盛りだったんでしょう。30分以上待ちましたが、バスに乗られそうにないので街へ戻ることにしました。

ちなみに渋滞の原因は、陝南武侯祠の横に造成された諸葛古鎮というところで催しものが行われていたためのようです。ここも観光開発が進んでいますね。

そして街に戻り、夕食のために食堂を探しましたが、あまりよさそうな店を見つけることができませんでした。仕方ないので、ホテル横のスーパーで食料を買い込み、ホテルの部屋で食べることにしました。四象はビールも買い込みましたよ。

ビールがあれば幸せ

さてさて、今日もてんこ盛りな1日でしたね。シャワーを浴びますか。あれ、お湯が出ないぞ。さすがに冷水を浴びるにはまだ早い季節です。配管を見てみるとお湯の方のバルブが閉まっていました。それを開けるとお湯が出てきて、無事にシャワーを浴びることができました。はな局員の方はこれに気づいたのでしょうかね。まあ、それを伝えに隣の部屋へ行くほど四象は優しくありませんけどね。さあ、ビールも飲みましたので、おやすみなさいです。

icon-check気に入ったらポチっ!

Tweet about this on TwitterShare on Facebook0にほんブログ村Share on Google+0

この記事を書いた人

四象八牛
四象八牛三国志旅游局日本局長